骨折療養中のびょうです。

今日は友だちが朝から迎えに来てくれて、

一緒にカラオケに行きました。

昔、一緒のコールセンターの研修で出会って、

私が離婚し、彼女も離婚し、

ふたりともコールセンターを辞めて、

彼女は介護職へ、私は自営業。

その後、彼女は介護職を掛け持ちしながら看護学校へ通い、

准看護師になりました。

そして私は自営業を辞めることになり、彼女に相談して

私も介護職へ就きました。

そんな私達は年に1-2回しか会いませんが、

もうかなり長い友達です。

人の縁とは不思議なもの。

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人混みを松葉杖で歩いてみた


そして、今日は松葉杖で人の多いところに行きました。

日曜日のゲームセンター、その中にあるカラオケです。

人がとても多い中、やんちゃそうな男の子たちが遊んでいるのですが

そんな中、

松葉杖をついたおばさんが通りますよw

すると、男の子たちが、ちょっと焦ったように一歩引いてくれたり、

一歩引いて、丁寧にお辞儀をしてくれたりしました。

ちょっとおもしろくて、肩を震わせて笑ってしまったのだけど、

何となく、その子を育ててくれている親だか曾祖父母だかの

教えが見えるようで、嬉しかったです。


松葉杖は黄門様の印籠のようだ



ゲームセンターでもホームセンターでも、

気にしない人は気にしないけれど、

松葉杖の人間が歩くと、

一瞬ピリッとした緊張感が走り、どうぞと道を開けてくれる人、

大丈夫ですか?と声をかけてくれる人、

戸を開けてくれる人、

どうしていいかわからないように戸惑う人、

これはもう、雰囲気なので、怪我してみないとわからない世界です。

じっと見る人、思わず目を逸してしまう人。

これが目に入らぬか〜

と言って助さん格さんが取り出す黄門様の印籠のように、

松葉杖は見た人の心を試す要素があるようです。



コンビニ惣菜を試してみた


私も、松葉杖でも歩ければ買い物くらいできるだろ、と思いましたが

両手が塞がっていると、結局、一つ二つしか物は買えません。

今日、カラオケの帰りにコンビニに寄ってもらい、

翌日のご飯のおかずを買いました。


普段は絶対に買わない、コンビニのお惣菜。

今でも、買おうと思えば素材はネットスーパーが持ってきてくれますが

素材を全部揃えて料理することは大変です。

怪我している今しか試す機会はないと思い、

買ってみました。

うの花

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ごぼうサラダ

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お豆

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豆は家にあったレタスと大根と合わせてサラダに。

母には好評な味で、

老眼のせいで面倒なのと気にすると買えなくなるので

敢えて成分表は見ていませんが、

お砂糖が多そうです。

それでも、大量に食べないし、

食卓で3回くらいに分けて食べるので、

これはこれで、ありがたく使わせていただこうと思います。

セブンなどコンビニはありがたいけれど、

普段は絶対に気づかないことに気づきました。


コンビニでも全てがコンビニエンスじゃなかった


コンビニって全部が全部、自動ドアじゃなかったんです。

手動のドアが多い。

これは調べてみると、施工する工賃の面からと

防犯的な意味合いもあり、冷暖房を保つためというのもあるそうです。

まあ、私の場合は松葉杖が取れればもう不便はなくなるのですが、

車椅子やベビーカーの方には、

あまりコンビニエンスではない場合もあるんだと感じました。


広い店舗はまじ、地獄



松葉杖になって、一番、メリットとデメリットが逆転したのは

「店舗の広さ」

でした。

今は日本中、イオンが大盛況が続いていて、

何かと言うとショッピングモール。

私が健常時に行っていたのは、とにかく大きなマックスバリュでした。

品揃えが良く、普段は多少広いと思っても、

そこまで不便を感じませんでした。

今は、とてもじゃないけれど、行けないです。

ショッピングモールじゃなくても、

食料品の有るドラッグストアでも、

牛乳売り場が果てしなく遠い…

結局、何か買うとなると多少高くてもコンビニが便利でした。

今は超高齢化社会、サービスの多様化も考えられますので、

もしも、もしも許されるものならば…

巨大スーパーや広大なドラッグストアの入り口の一角に、

不自由な人や急ぐ人の為の牛乳・卵などの小さなコーナーが

あるといいなあ。

あっても使う人いないかな。

お茶だけ欲しい人、お昼に立ち寄りお弁当だけ欲しい人、

広い=ありがたいだけではないと今回は痛感しました。


松葉杖で道路を歩くと


いろんな気付きがありましたが、

道を歩いていると、なんというかこの、孤独感…

松葉杖で歩いている人なんて、いない(笑)

車の人が振り返るし。

歩道の端っこを歩いていると、

側溝の穴に何度か松葉杖がハマったりして、

あみあみになった部分にもドキドキしたし。


もっと怪我や障害のある人も街にでてこれたら


次のリハビリは、歩くのは悪くないと言われているので

バスか電車を考えているのですが、

またいろんな気付きがあるかもしれません。

いろんな事情があると思うけれど、

もっと車椅子や松葉杖の人が街に出てこれるようになると嬉しいと思います。

イギリスの週末のパブには、車椅子の人が結構多かったんですよ。

バリアフリーと言っても実際に使われないと見当違いの設置になったりするし

バスのリフトもあるらしいけれど、

滅多に使わないなら設置している方も使い方が熟練できないし。


健康な人にはより快適な社会を、

そうでない方もせめて、それなりの快適さが欲しいものです。


こうした経験ができたのは、とても有意義だと感じました。


それにしてもストレスのせいか、食事のせいか、

左半身にアレルギーが出まくって大変です。

バランスが悪いのか、食事減らしてたまのおやつは納豆くらいしか

ないんですが、体重が増えているという、恐怖…

今こそ、足の荷重を減らしたいのでなんとかしたいんですけど。

もっと着実に訓練しないといけません。





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