老人ホームで働いているびょうです。

いつも、冒頭の一行で、

私は何者なのか、と思いながら書いています。

人間の中にはいろんな面があり、

極悪な仕事をして家に帰って子煩悩なお父さんになる人もいる。

貞淑な妻や良妻賢母を演じながら見えない所で本能全開で生きている人もいる。

私は何者なのか、と考えていても、

結局の所、自分の職業がその人の客観的な「何か」を表すことに

なってしまうんでしょう。わかりやすいもの。


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なんてことを書いている秋の昼下がり。

ここのところ、思い出の品をヤフオクにかけたりして処分しながら

粛々と終活を続けています。

終活とカッコつけてますが、断捨離ですよ。

年齢的に、身軽になっておかないといけないので、

人生の終焉も念頭に入れながら。

ここしばらく悩んでいた品物を処分しようと思います。

それは父が生前、私のために作ってくれた家具。

器用な人だったので何でも作ってくれたのですが、

中でも、衣類販売を自宅でやっていた私のために

高さ2.5メートルほどあろうかという大きな棚を

全部手作りで作ってくれたのです。

色はなぜか、黄土色に塗ってあり、

生木の色を活かせばいいのに父のセンスの無いのが残念。

でも、その分、すべてをペンキで塗ってあるのですから

愛情のほどがわかろうと言うものです。

4段の棚に3つのダンボールが収納でき、

その中に沢山の衣料品を収納して販売してきました。

今でも使っているのですが、

私もメインの仕事が介護になってからは

沢山の商品は取り扱っていないので、

ダンボールは2個で事足りてしまいます。

それでも大切な棚だからと、何かしら収納してきましたが、

冷静になって見てみると、そこに入っている物自体が

既に不用品になってしまい、

もう…

その棚自体を処分しないといけないと思い始めたのです。

先程、ホコリまみれになりながら、

中に入っていた物を分別し、処分しました。

もう夕方も近いので、棚自体を分解するのはまた別の日にします。

父に悪いな、という気持ちがあるのですが、

父はもう天界に上がっているわけですから、

私の考えることはすべてまるっとお見通しのはず。

きっと応援してくれると思います。

人によっては、バチがあたるかも、と思う人もいると思いますが、

私は私の肉親も祖先も私の周りの神様も

私を愛しているのは間違いないので、

そういう行為はしない、絶対に、

と信じています。

鰯の頭も信心から、と言いますし(笑)


お天気良かったから出かけたかったのですが、

さすがに秋晴れの日曜日、

人が多そうなので自宅でまったりお片付け。

最近は自宅で過ごす時間も楽しめるようになりました。


前の記事にとてもありがたいコメントをいただいているのですが

自分でもっとしっかり読んでお返事が書けてから

公開しようと思います。

私だけが読んでもいいんだけど、

同じような境遇の人が集まってくださるブログですから

一緒に味わえたらと思うのです。


それでは楽しい秋の日を。

私は布団を買い直そうか、迷っています。

布団が快適だと生活に潤いが生まれますよね。

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