介護施設で働いているびょうです。

今日はショートの夜勤なので、

心置きなく献血に行ってきました。

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私が献血を好きなのは、子供の頃に怪我をした時、

静脈を切ってしまったからでしょう、

出てきた血が、

黒かったんですよ。

墨汁のように黒い血液に、

子供の私はドン引きしたのを覚えています。

それ以来、血液検査などで自分の血液を見ると、

赤くて良かった…なんて思ってしまいます。

血管がとても細いので血液検査の時も

細い管を使っていただいたりしてとても苦労をかけていて

たまに「あ、血が止まった、取れない」と言われることもあり

ちょっとドキドキハラハラです。


本当は先月にもう行けたんですけど、

先月はちょうど高熱出して寝込んだり、

インフルエンザの予防接種なんかでなかなか行けなくて、

やっと今日、駆け込みました。


今日も「ハズキルーペ、大好き(はあと)」のテンションで

「献血大好きー」と言っていると、

担当してくださったスタッフの方が、

「持ってみますか?重さがわかりますよ」

と取り終わった血液のパックを持たせてくださいました。

400MLですから、ずっしりです。

泡立ったところを見ていると、なんとなく、

確かに血液というのは粉っぽい感じだなって思えたり。

たぷたぷの自分の血液を持って、

シュールな気分でした。


私は献血好きだけど、血管が細くて成分献血ができないし

途中、生活が厳しかったり、体調が悪かったりした時期があり

まだ回数はそんなにこなせていません。

でも、これからは取れる間はしっかり取ってもらうし、

周りにも是非と声をかけています。


そうすると、SNSでも一定数、

「私、血液が薄くて取れなかった」

という女性が現れます。

だいたい献血の話をしたら、

「行った」という人よりも

「取れなかったの」という人の方が多いように感じます。


それは仕方がないのです、もちろん。

体質もあるし。

でも、私はそこで終わらせないで欲しい。

もちろん体質や病気という人もいるのでできない=悪ではないし

努力したから必ず体質が変わるものでもありません。

ただ、外国に住む友達や海外に滞在した時の周りの人達、

また、海外ドラマに出てくる女性たちに比べて

日本の女性の多くが、

とても細くて華奢なように感じるんです。

若い人も、体質だったら仕方がないけれど、

これから子供を産み育てる人間として

ある程度しっかりした身体を作って欲しいと思うし、

一個の生物として、心も身体も強くあって欲しい、

と思うのですよ。

もちろん、女性は産む機械として生まれた訳ではないので

産まなければならないものでもないし、

ひとりで頑張っていく人もいます。

私もその一人です。

でも、一人で生きると決めたら、一人で頑張る女性だからこそ

男性に頼らずに仕事も生活もバリバリこなせるように

しっかりとした身体が必要だと思います。


いろんなブログを見ていても、

「ヘルシー」「身体に優しい」

と言われている食事は野菜中心の油を抜いた低カロリー。

油抜きの野菜が身体に優しいのでしょうか。

以前、私はMEC食という一種の糖質制限のグループにいましたが

その時に

「野菜という栄養素はない。

 特に根菜類は糖質」

と教えられました。

また、母の主治医は「果物をしっかり摂って」と母に言うけれど

果物は果糖ですから、あまり多く摂ってはいけない気がします。

私たちの身体はタンパク質から作られますから

しっかりと動物性蛋白質を摂取したほうがいいのです。

たまに「豆乳を沢山飲んでいる」

という方もいますが、豆乳にはホルモンを狂わせる成分が

入っているので一日に摂取できる量は決まっていると

厚生労働省も言っています。

逆に、カロリーを物差しにした栄養摂取の指針は

厚生労働省のサイトから削除されています。

(成人が摂るべきカロリー、というのは今はありません)


献血をできなかったのは仕方がないけれど

それで終わりにせずに、

そこをスタートとして、自分の身体を知って

血・肉・骨がしっかりとした強い人間になって欲しいと

思うのです。


以前、友達と温泉に行った時に、

5号サイズくらいの細い友達が貧血で倒れてしまい

すぐに温泉ドライブがお開きになったことがあります。

聞くと、普段から貧血が酷く、生理不順などで悩んでいたそう。


繰り返し言いますが、そうだから悪い、というのではなく

健康な身体により近づくための一歩になって欲しいのです。

献血するしないに関わらず、

献血できるくらいの健康的な身体でいて欲しい、

それが日本人の当たり前になって欲しい、とも思うのです。


かくいう私は赤血球がとても多くて濃い血液ですが、

健康診断では必ずフェリチン不足でひっかかります。

隠れ貧血ってやつです。


 


そして、私が献血を好きな理由のひとつとして、

血液検査がただで貰えるのです。

その中に、アルブミンの数値があり、

それが低いと病気なりやすいとか死にやすいなんて言われます。

4以上が標準ですが、私はどうしても4未満で

それが低い時は免疫力が低くていつも感染症になっていました。

ちなみに夜勤出まくりでびくともしない元同僚は5.

ほぼほぼ満点なのでした。

そして、施設で無くなっていく方々は2とかになって

どんどん浮腫んでしまわれます。

そんな大切な数値がわかるので毎回、それを見て

食事の改善など行っています。



それに、私たちはいつも、見えないところで誰かに

助けられたりしています。

献血は誰でもトライできる社会貢献なんです。

昔と違ってとても便利のいい場所に献血センターがあります。

田舎でも献血バスが来てくれます。

いつか、もしも、自分が病気や事故になった時にも

安定した供給がなされるよう、

是非、献血に行きましょう。


今日の夜勤は、階段使わずにエレベーターで頑張ってきます。





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