介護施設で働いているびょうです。

ひとりで海外に行くのがわざわざニュースになるの???



先日、おひとりさまというキーワードで新聞に取材を受けました。


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取材の時はもちろん、

普段から私、

おひとりさまが寂しいとか全然思って無くて

もちろん、悲壮感もまったくありません。

でも、

掲載された記事は、

・出生前診断で子供を失った女性

・ 同性婚をした女性

と同列に扱われていました。

私は友達にパンセクシュアルの人もいるし、

まったく人の性癖に意を介さない人間なのですが、

自分を含め「おひとりさま」というカテゴリーが

あたかもLGBTのひとつの形であるかのように言われるのも

驚くし、

出生前診断で子供を亡くされた方は

本当につらい思いをされていると思うのだけど、

その深い苦しみと、

ひとりで生きる、というちょっとした現代社会の選択肢が

一緒では、どうも申し訳が立たない気がするのです。

それが、例えば、

私が寂しがり屋で体裁も気になるからどうしても結婚したいのに

もう子供を産めない年だからとか、

病気などで子供が産めない身体だから、相手に迷惑をかけるから

結婚したくてもできない、辛い、悲しい人だったら

十分にそこに載る資格はあるのだと思います。

でも、私、子供の時から、

お金はとても大切だから自分のお金は自分の為に使うし、

夫であっても親であっても人様のお金は人様のものだから、

自分だけで生きていこうと決めていて、

高校卒業後、親にも配偶者にもお金を払ってもらった覚えのない、

ひとり大好きでひとり以外考えられない、

という人間なので、

悲壮感なんて何もないし。


結婚、という形も、今世界が変わろうとしているこの時に、

ちょっと古い制度だとも思うのです。

取材の時に、結婚しないのか、と聞かれて、

その新聞記者の方にお話したのですけど、

そもそも、

男性が考える結婚と女性が考える結婚は

別物ですよ。

男性は結婚すれば、家事して家を見てくれる人ができる、

ってことなんです。

そして女性からする結婚って、

新たにお世話をする人が増えるってだけ。

そうじゃない家庭も男性もいるとは思いますが

まだLGBTをも凌ぐ希少な存在です。

あなたの知っている人に、

奥さんが企業でバリバリ働いて、

夫が家で家事育児をしている家庭ってどれくらいありますか?


私の友達も、高校の同級生なんかは高学歴で

しっかりした職についているのもあって

独身が多いのですが、

仕事が円熟の境地に入っているこの時期に、

なんで人のパンツ洗わないかんのよ?

もちろん、早くに結婚されて子供さんがいたりする家では

それが当たり前だし、それに異を唱える訳ではないけれど

こんなに自分の人生が形作られた今、

人の生活に介入したりされたりせないかんのか。

更にはよ、今から結婚して家に入るってなると、

仕事を辞めたりする必要のある人だっているわけです。

そこは、お互いを尊重して、ってなると、

結局、内縁とか同棲になっちゃうわけで、

結婚というのはまた、別次元なのだと感じますよ。

ま、話をおひとりさまに戻すわけですが、

現代社会はコンビニなど便利な形態も沢山あるし、

娯楽もよりどりみどりで、

私も家ではNetflixとかブログなどで、

退屈したこともありませんし寂しいとも思いません。

カラオケもひとりで楽しめるし、

旅行も食事もひとりの方がじっくり楽しめるし。

どこに行こうか人と揉める必要もありませんし、

延泊したければ自分でぱっと決められる、

現地で一期一会の出会いを楽しめるのも一人旅の醍醐味です。

焼き肉だって、ひとりでじっくり楽しめますし、

映画や美術館に誰かと行くなんて考えられない。


人は一人では生きていけないけれど

人は一人で生まれて一人で死んでいくものもあり、

職場や地域での関わりも大切だけれど

結局の所、

人間の最小単位は、

ひとりです。

おふたりセットがデフォルトじゃないんですよ。

これからは、ひとりひとりが自覚を持って社会と関わり、

それぞれの考えを持ち、それぞれの考えを尊重しあって

敢えてふたりで生活することを選び、

それぞれが親としての関わりを分担して家事育児をする、

いわばおひとりさま×2、という夫婦関係が取り沙汰されるべき、

なんだと思います。

おふたりさま、というのは極端な話、

依存の関係、という見方ができる時代になったんじゃないかな。

別に結婚できない女の僻みじゃないですよ、

男性の友達は大勢いますから。

おひとりさまのみなさん、どう思われます?




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