介護施設で働いているびょうです。

連休明けてから、世間はコロナを忘れたように人が外に溢れています。

まだ終わった訳ではないのです、

今が我慢のしどころ。

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ところで、先日、用事があり買い物に行きました。

帰ってくると、何やらいそいそと、

その前に買ってあげた服を出して着替えたりしてます。

基本、新しいもの好きの掃除嫌い。

どんどん出して、前に着ていた服は洗濯に出したりは

絶対にしないのでそれを回収。 

そこから母の冬の羽毛布団を片付けて、

毛布も畳んで、暖かシーツも畳んで、

母の部屋の戸袋に入れていました。

片付けはまったくしません。

おそらく、結婚してからこちら、

掃除は父と姉の仕事だったと思います。

それでも、今は瀕死の白鳥介護職の私との二人三脚ですから

多少無理をしても働いてもらわないといけません。

あれして、これして、と用事を頼んでいたら、

ふと見ると寝ている…

いやいやいや、まだ始まったばかり。

ちょっと生ゴミをベランダに出して、

と起き上がってもらったら、

「め、めまいがする」と。

遊びの時やドライブ前には絶対出ないのだけど、

掃除と言うとめまいと言う。

気のせいだとは思うけれど

過去にメニエール症候群経験している人なので

ああ、じゃあもういいですよ、

どーせ私は召使いですっと

言ってはいけない捨て台詞をして母の部屋から去りました。

母は昔から、身体は家族で一番頑丈なのに

そういう時に実にうまく、体調を崩す。

メニエール症候群や肺気腫という目に見えない病気を

持っているので誰も何も言えない。

以前、お世話になっていた鍼灸の先生が言っていたけど

人は未知の可能性を秘めていて、

自分の感情から病気を作り出すことができるそうです。

私はいつもお腹が痛くなるので

学校の運動会はほぼ欠席していましたが、

それって一種の特技ってことですね。

その話から派生して、

世の中には、自分を大切にして欲しい、

自分を特別視して欲しい、という気持ちから

病気を作り出す人が多い、という話も聞きました。

病気があれば人は優しくしてくれる、

そういう思いが病気を作り出す。

もちろん、そうでない人も沢山いると思いますが

モグラたたきバリに体調不良を訴え続ける人はいる、

そしてその一人が母なのです。

今、思い起こせば、

末期の癌で自宅で闘病中の父が夜中に喉が乾いて

冷蔵庫を開けたら、その音がうるさいとか、

明るくなって眠れないとかとにかく文句を言っていた母は

あの時点で誰もが勝てない末期がんという病気を持っていた

父が羨ましかったのかもしれません。

私も父の介護にかかりきりだし、

当時家を訪ねてくる訪看さんやドクターも

みんな父ばかり見ていましたから。


そして、そういう母を見て嫌な思いをしていた私は

自然と、病気を全面に出す人を毛嫌いしてるのかもしれません。

SNSでも、病気を持っていても懸命に頑張っている人は

尊敬するし、応援したいと思うのですが、

プロフィールに病気の名前を沢山書いて、

頑張っているけど、無理なのよ、という投稿を繰り返す方は

どうも生理的に無理で、フォロー外したりしています。

正直、自分も元々虚弱体質なので、

ちょっと気を抜けば体調を落としてしまう。

それでも何とか無理無理立ち上がって頑張ろうとしてる。

だから、病気を理由に何もしないでいる人を見ると、

腹も立つし、自分が同化しそうで怖くなるのかもしれません。

親しい親戚もなく、年金の少ない親を持って、

土地も建物も持たない賃貸住まいの独身女ですから

自分が倒れたら、頼る人は居ないのですよ。

本来、末っ子で甘えっ子、少し疲れたら熱を出して

10年前実家に帰るまでは月に一度は点滴していた

虚弱体質の私は、まさに母を鏡に映したよう。

でもそうなりたくないので、

何かにつけ言い訳をする母を見ていると

自分の中で嫌悪と恐れが一緒に湧き出るのだろうなと思います。

強くなりたい。

けど成り方がわからないんですよ。

今は、とりあえず引き受けた仕事はどんな状況でも

成し遂げる、それが私の強さの源です。

疲れは内臓に出るので、内臓鍛えて今日もがんばります。






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