私、あまり芸能ニュースとか気にならないんですが、

今日はいろいろ考えてちょっと胸が締め付けられるような気持ちになりました。

小林麻央さんね、結婚する前も、嫌なところが何も感じられなくて、

働く女性として、可憐で素敵な方と思ってました。

あんな良い人がなんであんな大変なところに嫁ぐのか、

なんとなく憤慨したような気持ちにもなった覚えがあります。

梨園に嫁ぐ人は全て、茨の冠を被って夫と子供を背中に乗せて

ゴルゴダの丘に引かれるキリストのように見えてしまう私でした。


実は私、子供の時に映画を見て、自分が死ぬ時に何の未練もない状態で

死にたいなあと思って、財産を持つこと、とりわけ、子供を持つことを

拒否して生きてきました。

それが離婚の一番大きな原因でしたし。


子供を残してこの世を去ることはどれだけ辛いことでしょうね。

あんな小さなお子さん。

夫を支えるべき梨園の妻が逆に支えられることになって、

どれだけ辛い思いをなさったでしょう。

辛い闘病から開放されても、決して楽にならないような

そんな辛いお別れですね。


すべての人が知っていること。

それは命が有限であること。

それでも絶望せずに生きていく、それは尊いことですね。

私はたまに投げやりになるところがありますが、

死ぬ勇気もなくただ、いつかの終わりの日に向かって、

とろとろと生の歩みを続けていきます。



そして、このニュースで母がずっと、

「私だって母親が34の時に亡くなった。

 私だって、可哀想だったんだから」

というのですが、どうしても母は自分がいちばん可哀想という

自己主張が強く、素直に共感できません。

「そう言えばお母さん、お母さんが34歳の時に亡くなったんだね。

 大変だったねえ」

という流れだととても共感できるのだけど、

どうも「私って大変で私って可哀想なの」

という自己憐憫の人にはあまりお付き合いできないものです。

自分も気をつけないとと思います。

それにしても、夜勤明け2時間しか眠れず、ちょっと遊びに行ってしまいました。

昨日は疲労からの膀胱炎で抗生物質を処方されいるのに、

懲りない性格です。

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