老人ホームで働いている、びょうです。

今日は仕事が明けて、一眠りしてから予約が取れた美容室へ。

今年最後のヘアカットでしたが、

ちょっとイメージを変えて、ゆるふわパーマかけてみました。

私達の年代というのは、髪型をひとつ間違えると、

ものすごく老けるので、ひとつの賭けでしたが、

まあ、結構いい感じになりました。

あまり伸ばしたことがないので慣れませんが、

今の仕事は顔に髪がかかるとやっかいなので、

伸ばしてみてます。



昨日、先日ブログに書いていた利用者さんが

亡くなりました。


ひとりの人間の死を感じる・生きるとか死ぬってなんだろう

http://kaigo50.blog.jp/archives/5615801.html


搬送されて、もうだめかもしれないと思った時に、

自分でもびっくりするくらい、

沢山泣いたので、もう泣きません。

ただ、お別れを言いに行くとまた泣けそうなので

お通夜には行かないと思います。

たぶん、誰のお別れにも行かないと思います。

いつお別れしてもいいくらい、普段、心をこめて

お世話してるから。

自分が勤務してから、数人、全然喋らなかった人が

饒舌になり、表情も豊かになり、状態も向上してます。

仕事の時間の中でできるだけのことをして、

割り切って働いていこうと思いました。

利用者さんへの思いもきちんと割り切りますが、

それと別に、相変わらず職員同士の諍いも多いので、

そちらも仕事と割り切って、引きずられないようにしたいです。

その時、ひとときを大切に、

もう二度と会えなくなるかもしれない人の最期を

より良いものにしたい。

そんな気持ちです。

街はクリスマス。

辛い思いで生きてきたSさんが、

迷うことなく、一番良いところに登っていけるように

仏さまにお願いしてきたので、

そのうち、うちの父とふたりで私のことを見てくれると

思います。

苦しそうで孤独だった最後の日々、

覚えててくれたら私は本望です。

昭和の任侠映画が大好きな私が、

見事な墨を背負って昭和を生きたひとりの男性のお世話を

させてもらえたのは何かのご縁だったと思います。



いい仕事に就けたことに感謝。


 
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