老人ホームで働いているびょうです。

ブログを書こう書こうという気持ちとは裏腹に、

なんかきつくて、

頭がぼーっとしてしまい、

これが疲れってやつか、

と悲しみながら昨日は早々に就寝しました。

夜勤の仕事だと月に1〜2度は時差ボケがでます。

さらに、この三連休を貰うために、

前後が激務。

でもそれ以上に楽しかったから悔いはありません。

IMG_2650



ところで。

今回はまず二人の友達と会うために上京したのです。


ひとりは、中学高校が一緒のNくん。

Nくんは毎日私達がテレビで見ている日本で一番大きな

住宅機器のメーカーで勤務。

同じくらい有名なメーカーに入社していたので、

おそらくヘッドハンティングにでもあったのだと思う。

新製品の制作に携わっていて多忙で休みがない。

今回の上京もNくんの日程に合わせて、一緒に昼も遊ぶ予定が

結局、土日出勤の代休だったその日も翌日も、

出勤になってしまった。


もうひとりのTくんは、有名なイラストレーター。

サブカルではかなり有名で、サブカルだけではなく、

科学雑誌のイラストも書いている。

でも、イラストだけの収入では全然足りない。

彼は、心の病で働けない奥さんと子供を養うために、

平日は全て、遠方のいろんな専門学校で講師をしている。

通勤だけでもなかなかの時間がかかるけど、

収入はかなりキツいそう。

そこから家に帰り、イラストの仕事をしているので

飲み会当日は2時間睡眠で参加。


翌日遊んでくれたKくんは、

大手PCで人気の家電メーカーに入社したものの、

コンテンツ事業がやりたいからと、

インターネット創世記の老舗の子会社に転職。

コンテンツの仕事で結果を出していたのに、

上層部の独断で事務職に転属、

そんな中、会社は老舗のプライドを捨てられず、

新規事業を打ち立てられず、

某家電販売店に買収、

給与が激減、住宅ローンも危うくなったところで、

今年、50代にして転勤。

会社は残業禁止なので仕事お持ち帰りで激務に耐えている。

でも、念願のアニメの制作に携われるそうだ。


上京したとSNSに載せたら飲もうや、と声をかけてくれたSくん。

一級建築士持っていて同級生の間でも、ものすごく頭がいい、

と噂されている彼は普通に話していても、頭の回転が速すぎて

ついていくのが大変。

そんな彼は仕事ができすぎて、社内でも異例の高速出世。

若いうちから管理職に当たり、責任も就業時間も大変なことに。

結局、敢えていい加減な仕事をしたり適当な感じで就業して、

降格してから、やっとまともな生活に戻れたそう。

それでも7時から21時まできっちり勤務し外回りしての

ハードな毎日。

それを払拭すべく、首都圏に家を買い妻子がいるのに、

都心にマンションを借りて、毎日朝まで飲んで歌っている。

在学中には面識なくて、SNSでの彼の飲み方には「?」だったけど

会ってからわかった、思ったよりも真面目なSくん。

究極のストレスマネジメントだったという。



と、今回会ったのは、まさに50代で仕事の重責と

上手くやっていて、苦しいけれど笑って過ごそうとしている

企業戦士やアーティストたち。

だから、楽しかったんだと思う。


一方で、私が少ない給与と少ない休日をやりくりしての

上京に対し、SNSでそれを見かけた友達Yさんは、

「びょうさん、充実していますね。

 私は今回○○区の役所に転勤になり、

 毎日21時まで残業で大変です。

 テニスに行く以外は仕事ばかりで辛いです。

 羨ましいです」

的なメッセージを貰ったんだけど…

彼女は

・長年勤続の公務員
・実家住まい(持ち家)
・今が大変でも老後は約束されている
・テニスに行く時間あるやん

大変と思うけれど優遇されているところはたーーーくさんあるし、

名ばかりの契約社員で退職金もなくほぼ最低賃金で

寝る時間なく働いて親の世話もしている私に、

なんでそんなことを言うのか。

それもわざわざそんなメッセージを送るのが、

理解できない。

彼女はちょっとしたことでメンタル落ちるので、

今まで何度もランチ会して励ましてきたけど、

普段は連絡してこないし、私が転職や親のことでボロボロに

なっている時も、ランチ会なんてしてもらったことないし。


終活をボチボチしていて断捨離もしているのだけど、

こういう友人は知人に格下げして、

友達を切っていこうと思いました。

「自分可愛そう」な人は見ていて痛い。

そんなに仕事が嫌なら辞めればいいと思うし、

辞めてみたら地方公務員だってかなり良い仕事だって

気づくと思うけどね。


今回東京で会った男友達とはこれからも深い絆で

つながっていくと思います。

お互いどこかで励ましながら、

これからも支え合って行ける気がします。



 にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村