老人ホームで働いているびょうです。

旅行にかこつけてゆったり暮らしていましたが、

ふと気づけば副業もあまり捗っておらず、

気持ちよくジョギングなぞできる日々も一旦終わり、

しばらくは籠もって仕事です。

蒸し暑くなってきたのでジョギングの時間も変えないと。

夜勤明けなら疲れていても時間使えると思っていたのに

夜勤明けは仕事の仕入れの時間でもあるので、

ちょっと萎えます。


ところで。

先日、私が更新を楽しみにしているブロガーさんのお母さまが

亡くなり、その時にかかった葬儀の費用を公開しておられました。

ありがたいですよね、気になりますから。


「おひとり様の介護リタイア生活ときどき投資もね」

http://kaigoretire.blog.jp/archives/26568181.html



やはり、なんだかんだかかるのですね。

親戚が多かったり派手じゃなければそこまでかからないと

思っていました。

960e4248098e0101e2c9162e424fbe7e_s



でも、同時に、

リリー・フランキーさんの「東京タワー」には、

おかんが大切に払っていた葬儀場の互助会のお金では

花も何もない寂しい素のままの葬儀になるので、

結局すごいお金をかけて花を盛ったお話が載っていました。

・葬儀
・食事
・お花
・僧侶
・戒名
・納骨と納骨時の僧侶
・墓石の刻印

その他にも初盆や永代供養の法事。

なんだかんだで、

冠婚葬祭と坊主は丸儲けです。



一方で。

うちの父の時なのですが…

私はたまに護摩供養に通っている大きなお寺があるのですが、

そこに、葬儀に特化した友の会のようなものがあります。

私達のようなまだ若い、保険に入れるような年代の人は、

損保に入り、当時40代だった私の場合は、

月々3000円程度で損保に入り、

その受取人=お寺にして、

何かあった場合は、

全てお寺とそのお寺の提携葬儀場が全てをしてくれる、

というサービスです。

父が入ったのは、もう末期がんだったので、

もちろん保険には入れません。

そういう場合はいろんなプランがありますが、

一番下のプランで、

100万円を一括振込します。

そこに含まれるのは、

・葬儀に関する全て
・葬儀での飲食
・葬儀・納骨での僧侶
・火葬場までの送迎
・初盆の法事
・永代供養
・戒名

実際、葬儀などに関することで払ったのは、

戒名を墓石に刻んでいただくことだったのですが、

サービスに含まれているので、

なんかものすごい長い戒名をいただいたのが仇となり、

ちょっと高めでした。

スペースがギリギリでしたし(笑)

ちなみに、うちはそのお寺の檀家ではありませんので、

初盆の法要は檀家さんがお盆に行うことから、

それに遠慮する形で、早めに執り行いました。

また、とても良い寺として有名なお寺なので、

お経がとても素晴らしく、

聞いていて、父がとても良い場所に行けるな、

と思えるほどでした。

たまに聞くじゃないですか、いい加減な感じのお坊さん。

あれは嫌と思っていたので、いつも護摩供養で見る

素敵な僧侶の方でほんと嬉しかったです。


また、何かあった際は、

すべて一本化して連絡ができるので、

自宅で父を看取った私達に取っては

特に助かりました。

指定の電話番号に電話して、これこれと伝えると、

あとは葬儀場の人が来てすべてを執り行ってくれました。


それで100万円なのですが、

実は、

うちは親戚の付き合いがまったくなく、

近所付き合いも全くないので、

母と姉と私だけの葬儀。

食事も要らなかったのもあり、

葬儀もあっという間に終わってしまったりしたことから、

哀れに思った葬儀社の方が、

少し返金してくださいました。

そういう時に人の優しさに触れると本当に嬉しいものです。


こうした経験から、

母も同じように一括で振込をして、

いつでも大丈夫なように準備してあります。

私は最初は月々3000円に入ろうと思ったのですが、

私が死ぬ時はこの世から私の血筋が絶えるので、

葬儀をする人がいません(笑)

もともと葬儀をしない主義なので、早くに死んでも

葬儀はしません。

父の時の葬儀場でパンフレットを見ていたら、

家族だけのお別れプランがとても安かったので

それにしようと思います。

読経は姉の般若心経でも良いし、

CD持ってるからそれで良いし。


戒名だって、私が最後に死ぬという約束さえ守れば

見たり知ったりする肉親もいません。

献体したいけど、今はもう人が一杯で受け入れてもらえないそうです。


葬儀のことも、他人事じゃなく考えておかないと、

意外と損をする場合がありますね。


さて、そろそろ出勤の準備です。


 ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村