老人ホームで働いているびょうです。

今日は三連休最後の日。

久しぶりに友達に会いに、近隣の市まで行きました。

連休はいっときも家でじっとしている暇がなく、

久しぶりにおしゃれしようと思ったら、

お気に入りのピアスが行方不明になっていたり、

出かける間際に困った連絡があったりで、

出るのが遅くなりました。

なので、高速と都市高速フルに使って60キロ離れた場所に。

なにしろ、稼ぎが少ないので高速道路はちょっとした贅沢。


友達と会う前に、せっかくお金を使って移動するので

途中で副業の用事を済ませながら、

友達が予約してくれたレストランに着きました。

住宅街の中に忽然と現れる、白い壁のヨーロピアンな建造物。

高級なフレンチレストランです。

先に店内に入るものの、予約した友達が来るまで

中に通されること無く、受付のソファーでちんまり。


仕事が終わって慌てて駆けつけた友達とやっと店内に。

美味しいノンアルカクテルをいただきながら、

フランス料理のコースをいただきました。


ほんと、前にコルセットを送って貰ってから連絡自体たまにしか

していなかったので、2年ぶりくらいにはなるでしょうか。

積もる話はあるし、

事故の話や同窓会の講演会の話など、話が尽きません。


そして、デザートが出てくる時に、

落ち着いたクラシックの音楽から、なにやら変化が…

はっ!

店内に入る時に、彼女が、

「今日はね、あなたの就職祝いってことにしてるのよ」

って言ってた!

まさかっ

そして、店内にユア・ビューティフル/ジェイムス・ブラントが流れ、

(この時点で真っ赤)



「就職おめでとう」

と描かれたプレートに載った豪勢なデザートが。

ろうそく、灯ってるよ…

20代の若いスタッフの方がにこにこしながら、

私の前にプレートを置くのです。

50代で就職祝いしてもらえるとは思ってなかった(笑)

就職したのは去年だけど、ちょうど1年ちょっと、

ろうそくも一本だから、

「おめでとう、就職1歳の私」(笑)



いやいやいやいやーーー

私は、友達の娘さんの事故が気になり、

彼女を慰めるような気持ちで駆けつけたのに、

まさかの展開(笑)

でも、彼女も何がなんだかわからない状態が長く、すごく大変だったから、

「人に何かしたかったの」

と、とても嬉しそうで。

数年前、私がたまたま同窓会名簿から彼女にどうしてるか

連絡を取った時に、ちょうどドロドロの離婚劇から抜けたところで

人間不信なんかで誰にも会いたくない状態が続いていた彼女は

私なら会ってもいいかなと思い、高校の卒業後初めて再会を果たしたのでした。


お医者さん一家に生まれてお医者さんになり、

親の反対を押し切ってお医者さん一家に嫁ぎ、

夫が開業してからは医師として妻として家庭を支えた彼女。

その夫がまたとんでもない奴で、

夫の一族からひどい目に遭い、

自分の家族からは、それみたことかと言われ、

それはそれは辛い思いをした彼女。

プライドが高いから、人には言えずに来た彼女。

私と会って、少し気持ちがほぐれたこともあり、

私が主催するこぢんまりとした同窓会にも顔を出し、

人と会うのも悪くないと思ってからは

少しずつ外に出て人に会うようになったのだそうで、

私と会ったのが人生のターニングポイントだったと言います。


実際にはそんな大それたことじゃないんだけど、

本人が言うからきっとそうなのでしょう。

私のようにボサーっと暮らしている人間でも、

何かしら役に立ったんだなと思ったのだけど、

ランチとしてはそこそこお高いお料理をしっかりご馳走になってしまい、

とても恐縮でした。


本当はお茶でもしながらまだまだ話したかったのですが、

なんと翌日の朝イチで関東に発つとのこと。

事故の実況見分があり、少しでも理解してもらうためにも

立ち会うのだそうです。

娘さんは、まだ、車に乗っていても交差点で

車が自分に突っ込んでくるというフラッシュバックに悩まされていて、

当時の状況を話すにはまだ辛いのだけど、

少しでも自分のことを分かってもらいたいし、

乗り越えたいので、立会を希望したそう。

なので、空いたちょっとした時間に会食を入れてくれたのでした。


帰りしな、食事中にはちょっと見せてもらえなかった、

娘さんの傷の写真を見せてもらって、

絶句

しました…


ほっそりしたきれいな太もものはずが、

太ももに大きな赤肉を貼り付けたようなグロテスクな傷。

皮膚を移植しているのだけど、

色は多少落ち着いたとしても、今の状況とあまり変わらないらしい。

二十歳の女の子が、ショーパンもミニスカも履けない、

水着にもなれない、温泉にも入れない

何よりも、

好きな人ができた時に、見せることが躊躇われる…

なんか、できないことが一気に思い起こされて、

私が泣きたくなりました。

自分のことなら我慢できても、

自分の娘のことなら、

悲しさは二倍、それ以上です。


辛いだろうなあ。

とてもじゃないけれど、

わかるわ、

とは言えない。

そして、悔しいなあ。


また彼女が落ち着いたら、娘さんにも会わせて貰おうと約束。


昨日は遅くまで仕事の納期で働いていたので、

何も準備できなくて、私が祝ってもらうだけの

ちょっとマヌケな会合になったけれど、

良い時間が持てたと思います。


自分も他人事と思わずに、運転気をつけようと思いました。

連休終わったなあ。


 にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村