介護施設で働いているびょうです。

私は仕事柄生活が不規則なのもあり

Netflixを愛用しているのですが、

最近、新しいドキュメンタリーが入りました。

当時、一世を風靡したMadonnaのツアームービー、

「In bed with Madonna」のバックダンサーのその後を追った

「ポーズ! マドンナのバックダンサーたち」

という作品を見ました。

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この映画の当時、マドンナは飛ぶ鳥を落とす勢い、

今までのただ可愛い美しい女性というだけでなく、

毎回、世界に衝撃を与えるセンセーショナルな存在でした。

ロケットのようなブラ、

服の上に敢えてつけるボディスーツ、

男性に翻弄されることなく、

むしろ、男性の鼻先にどうだと言わんばかりに突きつける

強烈なエロティシズム。

それは男性の好むエロティシズムではなく、

強い女性の誇るエロティシズム。

彼女が世界からバッシングされながらも道を開いてくれたので

その後の私達はずいぶんと楽に生きられている気がします。




そんなスーパースターのマドンナに見出されたバックダンサーたち。

みんなゲイっぽいけれど、ゲイの人もいれば、

当時初めてそういうLGBTに会ったというダンサーもいました。

そして、みんな家族のように長くて過酷なTOURを乗り切るのです。


そんな中で、ディナーの席でほんの軽い気持でゲームに興じ、

男性同士のキスをしたダンサーは

その後、映画の中でそれを公開され、そのことに悩むようになります。

またある人はマドンナのおかげで一躍スターになれて

歌をリリースしたり、思いがけない世界が広がります。

またある人は、エイズに関して、悩みます。


みんなが一同に会し、お互い、当時は若かったと振り返るシーンで

それは私と年が近いことも有り、

私達が老いに入る時期であり、

当時が原因としたら、一部の結果を受け取る時期であることを

嫌でも知らせてくれるのでした。

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私もそうですが、年を取ることなんて考えて生きてなかった、

あの頃。

よくわからないけど、なんとかなるさ、と思って生きていた。

マドンナのバックダンサーたちも、

類まれなる才能でスーパースターに取り立てられる一幕はあったものの

その後、マドンナと訴訟した人もいたりして、

結局はただの一般人として生きていくわけで、

その思いは限りなく庶民の私達に近い。

夢のような日々だったけれども

もしもあれが無かったら…

そんな思いを抱いていることをそのドキュメンタリーは教えてくれます。


その後もヴォーギングの文化は引き継がれて、

私の大好きなTV番組の「ルポールのドラアグレース」でも

たびたび使われています。




マドンナのデビューから全盛期を見てきた自分にとって

時代が終わりゆくなんとも物悲しさを感じさせるものでした。


さっき楽天で衝動買いしてしまいました。

飲みに行くときにもう少し気の利いた服がほしいなと思ってしまい。

ちょっと反省。


 

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