介護施設で働いているびょうです。

先日、livedoorで取り上げていただいた記事に、

ちょうど三浦春馬さんの名前を上げていました。

あまりテレビを見ないので俳優さんの名前はあまり知りませんが

あの番組だけは好きで録画していたのです。

そして数日後に悲しいニュースでその名前を見ました。

彼はもういない。

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その後、一斉に死を悼むブログが軒を並べていて、

私はなんとなくそれに乗れない気がしました。

でも、今回の事だけでなく、

いろいろ考えることがあったので、

お休みの日にmacに向かっています。


最初に、ひとこと。

平岡びょうは昔から使っているペンネームですが、

ペンネームに平岡姓を名乗っている人は

ほとんどが

三島由紀夫ファンです。

文筆業の友人達と集まった時に話題になることがありましたが

多くの人がそう言っていました。

ご多分に漏れず、三島由紀夫ファンです。

子供の頃から憧れ続けたのは

「憂国」の自死。

今でも「憂国」は文庫本ながら古くなると買い替えて

いい状態で所持しています。

そんな私は、子供の頃から、

「大人になれば心も身体も命も自己責任」と思い続け、

例えば、良く言われる、

「親から貰った身体だからきれいに」

というのは自分には当てはまらないと思っていました。

ちょうど先日、老人ホームの入居者さんが

「私はもうボロボロの老人よ」

と言うので、

「人間生きているだけでボロボロになります。

 生きるということはボロボロになること。

 たまのように産まれ、満身創痍で死ぬ、

 それが人生です」

と説いて、文学好きの入居者さんが大喜びしてました。

そうなんです、死ぬ時に満身創痍になっていてこそ、

生きた証となれるのですよ。

だから自分が本当に信じて望めば、

身体をボディアートで埋め尽くしてもいいと思うし、

私も自営業の時に入れ墨入れたいなあと思っていました。

結局、フィットネスクラブに入ったり温泉を楽しんで、

入れなくて良かったなと思います。

前の美容師さんは背中に入っていたので

子供の付添でプールに入れず不便そうでした。

ピアスはボコボコ空いてますが、

穴の維持でピアスを着けるのが面倒な年になりました。


自己実現の為に多少の整形だっていいじゃないのね、

という話をしていたら、

今の美容師さんが目の下のたるみを取ったそうで、

もともと美人そうなのにいろんな悩みがあるもんだと思いましたし、

嬉しそうに話す彼女は素敵と思いました。

元は男なんですよ、と言われても、

たぶん同じように思うと思います。

好きな自分でいられる為に努力することは良いことです。


そして、命も、大人になったら自己責任だと思っているので、

三浦春馬さんのことを聞くと、

残念だとは思いましたが、

「自死はいけない」と啓蒙活動をする気にはなれません。

そうなるまでにいろんな思いがあったと思うし、

自分で自分を開放したのなら、

それでいい。

いい役者さんだったようなので、もう見られないのは

残念だけど、それも視聴者のエゴと言えばエゴですから。


私の死生観については、

以前もブログに書かせていただきました。



今、読み返しても、一部のスキもなく変わりません。

苦しい時も楽しい時も、

私は自分の命について考え続けてきたから。

そしてブログの中にあるように

映画「ブリッジ」で取材された人の

・飛び降りた瞬間に後悔した

という言葉が私を生きることに留まらせています。

その人は結局飛び降りて身体を海面で強打しながらも助かりましたが

身体は麻痺して障害者になりました。

それでも生きていて良かった、という彼の言葉ほど

私達を自死から遠ざける言葉はないと思います。


そして、上記のブログ記事にも書いたように、

自殺で死にきれず医療のお世話になった場合は

医療費は全額負担、10割負担です。

息子が自殺を図り失敗、その後、医療費の負担に耐えかねた

母親が子供を殺害した事件。

そこにも医療費は一日10万円以上との記載があります。



日経さん、記事残してくれててありがとう。

この事件の報道では、

このお母さんは子供に手をかける時に、

「自分で産んだのだから、自分の手で始末をつけるのよ」

と自分で自分を励ましたそうです。

私、それを聞いた時に、涙が止まらなかったんだよね。

これ以上に辛いことってなくないですか?


また、鉄道事故による自死の場合は多額の賠償請求があると

言われています。これは自動車学校で厳しく言われましたね。

あれって輸送する人数により算出されるので、

ラッシュ時だったら億単位と言われていますが、

実際に取れるものではないので数百万らしいです。




それでも残された家族に、

悲しみと共に負担がかかることがあるのです。


最近では、集合住宅での自死の場合には

その後、事故物件になり損害があるということで、

損害賠償の請求も一般的になったようです。

賃貸の場合は賠償請求がありますし、

持ち家の場合は資産価値が下がるとも言われています。


改めて思うけれど、

自分の命を断つということは

まともな思考を持つ段階ではとても難しいと思います。


実際には、もう、そういう事すらも考えられないほどに

追い詰められ混乱しているのだと思うのですが、

こういうことを知っておくと

何かしら抑止力になると思っていますよ、私は。

今は軽いノリの世の中だから、

子供とこんな話をする家庭は少ないのかもしれませんけど、

大切だからこそ、知っていて欲しいという話があります。


家族だって「悲しむ」だけではありません。

私は家族が悲しむこともだけど、

家族が「何故止められなかったのか」と自分を責めることが

一番の悲劇だと思うのです。

そして、それ以降はきっと、

何か楽しい気持ちになっても、

自分だけ楽しんで良いのかなどと自分を責める人生が

家族を待ち受けています。


それでも、そんなことさえも気にならない程に

何かから逃れたいと思ってこの世から離れるとしたら、

私は責めない、責められないし、

批判もしない。

その人のことを信じている。

その判断がその人にとって最良と信じている。

だからこそ、

私の家族にも私の友人にも、

そこに行く過程では良く考えてほしいし、

できたら私に相談して欲しい。

私の友人が自死した時に、部屋に私に渡すための本が置いてあった

とご家族に言われて絶句したことがあったけれど、

その友人は精神疾患で長く患っていたので、

私は優しすぎる彼が行くべき場所を見つけたと思い、

やはり責めることはしなかったのですよ。

でも会えなくなるのは寂しいよね。


今回の件で心配だったのは、

YOUは何しに日本へ で三浦春馬さんの大ファンを公言していた

女の子たちです。






クリスティーナさんは寄せられたコメントへの感謝の気持ちをつづるとともに、「三浦春馬さんの笑顔が皆さんの心の中で永遠に生き続けるために、皆さんは、まず自分のことを大切にしてください。悩みを抱えていたり、鬱になった時には一人で抱え込まず、友達や家族に相談してください。私が一番伝えたいのは、人間の命より大切なものはないという事です。どれだけ辛くても、生きている事で、必ず幸せはあると思います。(それは必ずしも大きな幸せでなくても良いかと思います。)」と呼び掛けた。そして、「もし過去に戻れるなら、三浦春馬さんに会って、この言葉を伝えたいです」と締めくくった。 

(記事より引用)

ここに全てが語られていると思います。



コロナもだし、物価上昇しても給料なんて全然上がらないし、

歳を取るとそれだけできついし、

仕事は過酷な割に大してお金は貰えないし、

必死に頑張ってもお札がパラパラと十数枚しか貰えないし、

見た目も衰えて醜くなっていくし、

親は介護が必要になってくるし、

ほんと、辛い。

でも、

死ねる勇気があるなら、きっと何かできると思う。

日本は狭いけど、逃げる場所もきっとあるし、

意外と行政の助成なんかも受けられる場合もあるし。

本当に辛くなって

誰も聞いてくれないと思ったら、

このブログにメッセージでぶちまけてもいいよ。

なんとか踏ん張って生きていれば

良いことがある、なんてきれいごとは言わないけれど

美味しいお肉を食べて冷たいビールを飲めば

少しはマシな気分になると思いますよ。

長々と書いた戯言にお付き合いくださって

ありがとうございます。

 

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