介護施設で働いているびょうです。

先日母と出掛けたと書きましたが、

先日の土用の丑の日に母にうなぎを食べさせられなかったので

柳川までうなぎを食べに行きました。

少し手前の道の駅に寄り、

安くて新鮮な野菜を買ってから、

改めて検索したところ、

お気に入りの鰻屋さんが、お休みでした…

コロナのせいなのか、

週休二日になってました。

残念。


スクリーンショット 2020-07-30 0.07.56


私、認知症の母と暮らすにあたって、

気をつけていることがあります。

まず、上に書いたうなぎなのですが、

外食する時にはできるだけ、

本人に食べたいものを聞いて決めて貰っています。

「何が食べたいか」

それを自問自答するほど、

脳を活性化することは他に無いと思っています。

時間がかかりますし、

わからないわと逃げそうになることもあります。

時間がかかる件については、

「早めに聞く」の一択です。

通院で家を出る時、コンビニでご飯を買うのですが、

家から車を出すタイミングで、

「おにぎりとサンドイッチ、どちらがいい?」と

聞いておきます。

コンビニに着く前には答えが出ますし、

答えを出しても忘れたりしますが、

大切なのは考えることです。

結果として何を食べるかはそこまで重要と思っていません。

介護職の方はみな知っていますが、

認知症と言えば、

「私、ご飯食べたかしら?」です。

いろいろなことを忘れてしまっても、

生きるために一番大切な食事について疑問を持つ、

それは当たり前と言えば当たり前です。

それほど、食べることは大切なことです。

施設に入居された方でも、

意欲が薄く、食べることに執着が薄い方ほど、

身体が弱るのが早いですし、

あっという間に亡くなる方もおられます。

「食べたい」という欲求は全てに勝るのです。

ですから、「何を食べたい?」と尋ねることは

認知症の方の脳を揺り動かすと信じています。

施設で働いている私が言うのもなんですが、

施設で時間になると何も考えなくても何かが出てきて

なんとなく食べる行為は、

認知症を進めてしまうのでは、と思っています。

しかし、そもそもが人員不足で

食べていただくだけでやっとなシステムですから、

一時金一千万とかで、

肉と魚が選べますよという施設でもない限り、

施設で食べ物に関して脳を動かすのは

難しいと思います。

だからこそ、在宅介護でしたら、

食べるものを聞く機会を増やしたいと思います。

もちろん私だって忙しいから、

作る前に何が食べたい?と聞く余裕はありません。

なので、外食の時にはしつこく聞きますよ。


そして、母の答えはうなぎだったので

高速飛ばしてうなぎに行きました。

が、休み_| ̄|○ il||li

で、給料日前後に行く焼肉店に行きました。

食べ物に関する記憶は凄い

ここで、何故母がうなぎと言ったかについてです。

それも母に尋ねました。

わからないーと言いますがしつこく聞くと、

なんと、

焼肉店のことを忘れていました。

なるほど、です。

そして、地元で人気、平日から列ができる焼肉店に着きました。

平日でも30分待ちですが、

田舎なこともあり、広大な敷地に建っているので

それこそソーシャルディスタンス、

一席がとても広く、詰めれば8人くらい座れそうな広さです。

そこで、座って焼けるのを待っていると、

さっきまで焼肉店を覚えてないと言っていた母が、

「この前は随分たくさん食べた」と言い出しました。

そして、今回は上中下の中にしたのですが、

母は少し残しました。

そしてまた

「前回は沢山食べたのに何故かしら」と言います。

そうなんですよね、

前回は上にしていたせいか、

びっくりするほど食べました。

今回、その記憶が蘇ったことに驚きました。

嗅覚に思い出が宿る話はよく聞きますが、

食事は嗅覚と味覚、

脳に残りやすいのかもしれません。


そして、最近、凄いことが起こりました。

あれだけ服薬を忘れて、

かかりつけ医に注意されて少し私がノイローゼになりそうだったのに、

最近母は、

薬を自分で思い出して飲むことができるようになっています。

ここに来るまでに、気をつけていることがありました。

母に課している日課はただ2つだけ。

・仏壇にご飯とお茶をあげる

・薬を飲む

それだけでしょ?と毎回畳み掛けています。

そのふたつについては声掛けはしますが、

私は介助しません。

大切なのは

・毎日声掛けすること

・ふたつだけにしてること

です。

そして、「母のお仕事は2つだけでしょ? 何と何?」と

毎回、ゆっくりと尋ねます。

一生懸命思い出しているのが申し訳ないのですが、

脳というのはそうしないと動かないと信じています。

それを続けた結果、

ここ数日、

夜勤明けで家に帰ると

服薬が済んでいることがあります。

また、夜に一緒に映画を見てから就寝する前に。

「薬を飲まなきゃいけないのよね」と

自分から薬を飲んでくれます。

母は元々、すごい努力家ですから、

改めて母は偉大だと感じましたよ。


認知症には波がありますし、

たまたまかもしれません。

でも、何もしなかったらこうなったとは思えません。

改めて、私が母との暮らしで気をつけていること。

・食べ物は可能な限り、食べたいものを聞く

・時間がかかるので早めに尋ねる

・して欲しいことは数を絞る

・尋ねてすぐにわからないと言われても焦らずクイズのようにゆっくり聞く

・一度に複数のことを聞かない 

・尋ねるのは短いセンテンスで

・日課は数を減らし、何かすることなかったか、楽しい雰囲気で尋ねる

・すぐに返答がなくても、ずっと考えている場合があるので焦らない怒らない



こんな感じでしょうか。

そして、思い出したら、

おー!凄いねえ、覚えてたねえ〜!と楽しく大げさに喜ぶ。

子育て経験者ならもっとうまくできるかもしれません。

最近、母はいつも楽しそうにしています。


正直、施設に預けてしまうと

日々の変化に気づくことができなくなりますから、

認知症は進みやすいと思います。

だからこそ、在宅でいられるうちは

変化に敏感でいて、

できるだけ進行を食い止めたいと思うのですよ。

面倒ですけどね。

先日は私が弁当に持っていくちらし寿司を作って貰いました。

 IMG_20200724_182945

IMG_20200724_183644


これ1つが私の夜勤明けの朝食です。

すし太郎ですけど、飾り付けして楽しんでいますよ。

 
ランキングに参加しています。

よろしければバナーをクリックいただけると嬉しいです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村




にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村