介護施設で働いているびょうです。

姉のことが一段落したと思ったら、

まだまだいろいろな問題もあって、

心安らかに過ごせない秋の日々。

家族のことでも疲弊するけれど、

仕事もここ数日が地獄の山場です。

前に疲れマックスの時に鼻血が出てからは

かなり気を使ってはいます。

それでもシフトを埋めてしっかり稼ぐには

睡眠を売るような生活です。

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ところで。

先日、友達の家に行きました。

10年以上の友達で、私を介護職に導いてくれた友達。

最後に会ったのは1年前くらいかしら。

コロナになってから職場でも厳しく言われているので

友達に直に会うのは久しぶりです。

その友達は、私が離婚して生活苦でバイトを掛け持ちして

いた時のバイト仲間。

その後、少し相談されたりして彼女も離婚しました。

それから、たまにだけど、会ってカラオケに行ったり

家を訪ねる時は昼から深夜までなど、

回数は少ないけれど、深い付き合いになっています。

そんな彼女から、入籍するという連絡を貰ったのは

ほんのこの間。

びっくりしました。

元々、連絡が滞るタイプだし、

女子の友達よりも恋人優先の典型的な恋愛体質で

それっぽい人ができたら、

一切連絡しない彼女です。

入籍はおめでたいけど 

何しろ…

今までの男運が悪すぎる彼女なので

ちょっと心配でした。

彼女は堤真一的な外見が好み、

私は外見だけなら細美武士的な人が好き。




外見の好みは割と共通しているのだけど、

外見は良いとして、

彼女は尽くしている自分が好きだし、

ちょっと危険な雰囲気の人に今までいろいろと

泣かされていることもあったし。

今は彼女は介護ヘルパーから准看護師を取って

看護職についていて、

家族の援助で格安の古民家を買って一人で住んでいて、

自立度が高くなった分、

変な人につけ入れられたらいかんな!

と思って、お祝いを持参して久しぶりに会ってきました。

相変わらず、静かな田舎のぼろぼろな味のある古民家で

庭の手入れをしながらのんびりと暮らしている彼女。

しばらくは持参した美味しいお店のパンを一緒に

頬張りながら、今までの近況を話しました。


断片的な情報だけだったので、いろいろ質問して

今回の入籍に至った話を聞いたのですが。

結論として、とても良いご縁だったようです。




50歳の彼女に対して、婚約者は53歳。

お稽古ごとの集まりで出会って、

60歳で定年を考えている中堅企業の正社員、

貯蓄もしっかりあって経済的に安定している、

初婚の男性。

良い人で良かったわー

それに、彼女は

結構なぽっちゃりさんで

特に美人と祭り上げられるタイプでもないし

全然片付けられない性質で

部屋は納屋まで荷物がびっしりの捨てられない女で

喫煙も辞められないままだし

掃除も苦手で

寺山修司を思わせるようなゴチャゴチャしたコアなお部屋で

趣味で買うだけの美容器具を並べて

おばあちゃんの家臭の中で暮らす

ごろごろするのが大好きで

料理も苦手

な女性。

そして、その稀有な条件の婚約者は

それを全て受け入れて愛してくれてるのだそうで、

本当に宝くじに当たったようなレアな出会い。

彼女の家は、小さな集落の中で、

前庭にはイノシシが穴を掘り、

裏にはでは夜に鹿が鳴くようなど田舎。

ネットは苦手なアナログの彼女で、

よくもまあ、そこで引き当てたなって二人で大笑い。

片道一時間かけて通っていたお稽古ごとで

割と彼女の一目惚れだったみたい。


とにかく、彼女の家は私は慣れているので

平気なんだけど、なかなか泊まるのは勇気がいるなと

思うのだけど、彼は週末に泊まりに来ていたそうで、

おそらく、そこのハードルが超えられた時点で

入籍に至るのは時間の問題だったのかもしれません。

夏はGどころか、ムカデがかなり出る家だし。

数十個はあるバックや、似たようなデザインのレトロな

服が山積みになっている部屋は

私が見ても圧巻ですし。

「Yちゃん、もしかして、片付けられない人なの?」と

優しく聞いてくれて、

「Yちゃん、もう少し、片付けられたらいいね」と

優しく諭してくれて、

「Yちゃん、先々は辞められたらいいね」と

自分は非喫煙者なのに彼女には喫煙所の場所を

探して教えてくれる優しさぶり。

あまりに古すぎて火災保険にも入れない古民家を

彼女が心から愛していることを理解して、

蓄えからリフォーム費用を出してくれているそう。

彼は現在、職場にほぼ隣接する場所に住んでいるけれど

彼女の家に住み、今後は1時間以上かけて通勤するのだそう。

彼女の家に通うにあたり、コロナの事もあって

最近、車まで購入そうです。


まあ、よく、もののけ姫の住みそうな場所に住んでいるのに

そんなん探したなあ!

ほとほと関心するし、結婚に興味のない私も

あまりに整った条件に

ちょっとだけ羨ましくなりました。

何しろ、

彼は彼女の長所短所を十分理解した上で、

全てを容認するというのですよ。

なんだかね、

愛なんて言葉は実際には陳腐なのだけど、

やっぱり、あれは、

愛だねえ。

仕事もそこそこ数年続いてきたけど、

介護職から看護師を取って、精神科で安定して

働いてきたのが、移動になり、

仕事が辛いなと思っていた矢先のプロポーズだったそうで、

少し仕事を休んで、また転職してやり直そうか、

考えているらしい。

そういう選択肢が広がるのも羨ましいです。

こちとら、口癖のように言っているのが

「手足がもげない限り、休めない、休まない」

ですからね。

そして彼女は昔から年金を気にしていて、

基金などにも入ってしっかりと年金を確保しているので

一人でも十分生きていけるのに、

鬼に金棒です。

また、自分が経済的に完全に自立して、

頼れる対象を探そうとしていたのを辞めたからこそ

良い人に巡り会えたのかもしれないね、

というような事も話しました。

やっぱりね、労働や貧困から逃避しようと

虎視眈々と狙っていては、逆に良い人には

巡り会えないのかもしれません。


いい条件の男性でも奥手だったり時間や機会がなくて

相手に出会えない場合もあるので、

マッチングアプリも有効な手段だよ?と彼女が

言っていたけど、それはたぶん、彼の受け売りかなと。

マッチングアプリという言葉も知らないような

ネット音痴さんだから。

そう思うと、いいじゃん、マッチングアプリ、

やってみたいなと思ったけれど、

今の容姿で相手を探すのもおこがましいし、

コブ付きならぬ母付きで、

そもそも時間があったら寝たい生活。

以前、自営業だった時でさえ、

土日休みの彼氏に合わせて出かけることが

苦痛で堪らなかった思い出もあるし、

私はひとりで頑張って行こうと思います。

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