介護施設で働いているびょうです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ
にほんブログ村

今年も残り少なくなりました。

華々しくオリンピックが開催されて、

嵐へさよならを告げて大団円に終わるはずだった

栄光の2020が、

想定外の寂しさで終わろうとしています。

私と言えば、いつもの年末です。

年末年始の休みとか無いしね。



ただ、今年は、

年末年始の夜勤手当が大きくなったので

みんな入りたいということもあり、

年末は休みが貰えました。

ありがたいね。

スクリーンショット 2020-12-24 14.26.51


そんな中、

先日買った本が本当に良くて。

婦人公論の記事で存在を知った小堀鴎一郎医師。

人は死ぬということを念頭に置いて

死を覚悟して生きることで

自分らしい最期を送ることができる、

そういうことを教えていただいた記事でした。

IMG_20201224_140010


雑誌の記事なので簡単に読めるのだけど

とても大切なことが書いてあって、

施設の責任者の方にも一読いただきました。

IMG_20201224_140043


IMG_20201224_140026


その小堀鴎一郎先生の著書を買いました。



これは先生が訪問診療して関わった沢山の方の

いろんなパターンのエピソードを綴った物なのですが、

こんな方も自宅で最期を迎えることができるんだと

驚く例もあれば、

医師と患者の他に地域の包括の方が関わることで

意にかなう死が遂げられなかった場合など、

現場からの赤裸々な例が取り上げられてて

これから自宅で親を看取りたい人、

ご自身が自宅で最期を迎えたい人に

必読の書になっていると感じました。

実際、自分が介護施設で働いていて、

看取りの利用者さんが居る時も

従来の対応では搬送されるような状態の時でも

看取りになると方法が変わったりして、

「平岡さん、○○さんは看取りだからこうはしないですよ」

と言われて「はっ」とすることがあるのです。

それこそ、小堀先生の言われるように、

どんな状態でも病院にさえ入れれば元気に返ってくる

そんな風に私は刷り込まれているんだなと感じます。

また、自分の夜勤の時に逝ってほしくない、

というようなエゴも出てしまうのです。

家族で言うと、今、何もしないで死んでしまうと

自分が責任を負って生きていかねばならない、

という焦りみたいなもの。

私は父を自宅で看取ったのだけど、

先生や看護師さんのきめ細やかな対応があって

心安らかに送ることができました。

実際、身体は死の直前に大変なことになっていて

やっと逝けてよかったね、

という気持ちもあったのが良かったのだと思います。


この本によると、

大正から昭和の頃には、人は自宅で死ぬのが当たり前で、

医師は往診するのが当たり前の時代だったそうです。

それが、医学の進歩により病院にいろんな器具、装置が

あるようになり、出向くよりも運び込む方が

より良い処置の提供ができることとなり、

次第に入院が増え、

現代では病院で亡くなるのが当たり前になってしまった、

というような時代の変遷も書いてあります。

私も家で看取りたい、と言われる方は多いですが、

実際、仕事をしている状況では難しいこともありますし

自宅で仕事をしていた私でも

途中、泣き叫けぶことも多かったし、

呼び出しが辛くて、電話の電源を切って

カラオケやさんに隠れていた時もありました。

訪問看護の方がきた時に

安堵で堰を切ったように涙が溢れて

看護師さんにハグされたことも少なくありません。

そこまでしても、父を見送ってよかったとは思って

いますが、母の時にできるかどうか、

今から心配でもあります。

なんとなく、自宅で看取り、

とだけ考えていて後はよくわからない人にとっても

この本に書いてある沢山の方の死を巡るエピソードは

知っていて損はないと感じます。

蛇足ですが、表紙がとても硬そうな感じがして

一瞬とっつきにくさを感じますが、

さすが森鴎外のお孫さん、

簡潔で読みやすい文章でスラスラと読めます。

私も納得が行くまで読み終わったら

職場に置いておこうかと思います。

 

 こちらも気になるので読了したら頼みたいと思います。
 

ランキングに参加しています。

よろしければバナーをクリックいただけると嬉しいです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代おひとりさまへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村