介護施設で働いているびょうです。

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寒波襲来で心が焦ります。

九州では雪はパラパラと舞うもので、

決して

決して

積もるものじゃないんです。

うっすら積もってもインフラが麻痺します。

ふわふわじゃなくて、コロコロとした解けなさそうなやつが

降ってきたらギョギョギョ!ってなっちゃいます。

私のブログは私の生活パータンを顧みて

書ける時に書いて時間にアップすることが多いので

今朝は悲壮なことになっているやもしれません。

タイヤチェーンも持ってないの。

雪はほんと、怖いです。


そんな中、

以前、在宅介護で看取りを続けておられる

森鴎外のお孫さんの小堀鴎一郎医師の著書を紹介しました。


親の看取り、ということでアクセス数も多くいただきました。

それだけ、関心が多いのだと実感したのですよ。

介護の資格を取った講座でも在宅での看取りには触れていて

自宅で父を看取ったことを話すと驚かれました。

数字的にはとてもレアな経験なのだそうです。

実際、自宅で看取りを終え、葬儀屋に電話をすると

え?え?警察に電話してください、と最初に言われました。

実際には訪問医に見ていただいているので

警察を呼ぶ必要はありませんが、葬儀屋ですら

そういう対応になるのですからレアなのでしょう。

住み慣れた自宅で息を引き取る。

誰もが憧れるのではないでしょうか。

自宅の一室、温かい日差しが降り注ぐ部屋で

布団に横になり、遠くから夕餉を作る音、

孫が犬と戯れる無邪気な声が聞こえる。

身体はだんだん枯れてきて食事もあまり進まない、

そろそろお迎えが来るのだろうな。

なんだか眠いなあ、と目を閉じると、

あれ?

あれは隣のみよちゃんやないか、

遠くにお嫁さん行ったはずやのにどうしたんやろ。

隣におるのは出征して戻らなかった春吉さんや、

あらまだ若うてかっこええわあ。

あっちにおるのは、お母さん!

会いたかったなあ、お母さん!

そしてまばゆいばかりの光に包まれて…

という勝手なイメージ、知らんけど。

こういう最期を誰もが願うし、

何となく思い描いていると思うのですが、

実際には、

リリー・フランキーの「東京タワー」みたいに

痛みとの戦いだったりするんですよ。

父は大腸がんで抗癌剤治療で5年生き延び、

一旦は入院しましたが、

最後のひと月を自宅で看取りました。

痛みを抑えるための麻薬でせん妄が起こり、

父は最後は私が誰かもわからなかったみたいで、

それ考えたら、

父は自宅で亡くなってないんじゃないかな、

という非常にシュールな思いもあります。

「あんた、誰か知らんけど俺のことよくわかってんな」

と褒められましたっけ。

また、そういう人と上手く話を合わせるのが

介護職となっても私の一番の得意技で、

さらには父とは元々あまり話したことも暮らしたこともないので

お互い、誰かよくわかってなかったのも不幸中の幸い。

痛みの訴えもあまりなく、

最後の方は内臓が癒着して大変なことになったりして、

意識レベルを落としてのお別れでした。

終わってみると、ああ看取った、と思いましたけど

実際に介護している時は

39度を超える高熱になった時などはどうしていいか

わからず救急搬送をしたこともありました。

しかし、もう長くはないと言われた人というのは

多少のことでは大騒ぎにもならず、

実際、ナース同席による訪問入浴の時には

39度あってもバイタル自体が落ち着いていれば

入浴を実施したこともあります。

施設でも、看取りを本人が希望している場合、

ある程度の症状が出ても訪看さんに相談する程度だったり

特変なしと考えられる場合もあるので、

慣れない私に取っては

「ええ?何もしないの?」と思うことがいろいろとありました。

「だって看取りだから」と言われて

改めて人の命が終わっていく様の残酷さを感じたりもしました。

被介護者がもうメンタル的に無理と思って終了する場合もあれば

本人が不安に思ってお医者さんの近くに居たい、

と思う場合もあります。

これも上記の書籍にいろいろと例として出てきます。

高齢者は特に、病院に行けば、お医者さんに会えば

何とかなる、という信仰にも似た気持ちが強いので

お医者さんもいない家で寝ているのが怖い、

と思うことは多いんではないかなと思います。

そこでは、訪問看護という形でナースが来てくれる

サービスもあるので、

良いナースに当たるとそこで不安が和らぐケースも

あると思います。

父がお世話になった訪問看護ステーションは

母のケアマネもいいところですよと言われるほどに

良いナースが在籍していて、本当に助かりました。

そのナースのみなさんがびっくりするほどに

訪問診療の先生が良い方だったりしたので、

父の看取りは最後まで続けることができたと思います。

実際、喉元過ぎれば熱さを忘れる、そのとおりで

私も看取りを終えたから美談にできるものであって、

実際には頭がおかしくなるほどに疲弊して、

在宅介護自体にストップを掛けられるほどボロボロでした。

ナースが訪問に来てくれた時に

堰を切ったように涙が溢れて、

いつも抱きとめて貰っていたのをよく覚えています。

それでも私は自己満足したかったのもあり、

そういう混沌とした状況の中で、

父が息を引き取ったというのが実際のところです。

ご本人が不安になって病院に入りたいということもあれば

介護士ている人が疲弊して潰れることも多々ありますから、

自宅で看取る=家族の幸せとは限らないのです。

ただ、「大変と聞くから無理だよ」と

何も無い時から諦めるのもお互い辛いものがありますし、

まずは気負わず、

「できるなら家で最期を迎えて欲しいと思っているよ」

という気持ちが大切だと感じます。

実際には本当にいろんなケースがありますから、

やってみないとわからないところがあります。

「そうしてあげたい」

「そうしてもらいたい」

そうした寄り添いの心こそが親孝行なのだと思います。

あとは、やはりいろんな人脈を持ったケアマネジャーさんと

繋がることですね。

ケアマネジャーさんもいろんな、いろーんな方がおられるので…

そういうのも、これとってマニュアルはないので、

それぞれが通っていく道で、いろいろと悩み考えていくことに

なるのだと思います。

親の介護が始まったら、

とりあえずTwitterに介護用のアカウントを作って、

いろんな介護職看護職の方と繋がっていると

ちょっとしたことは知識を授けてくれたりすることもあります。

使えるものは何でも使って、

自分の納得できる介護をしていけたら良いと思います。


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