ミュージシャンを貫いた人生と最期・南正人さんの訃報 : 介護がきた・50代から始める独身女性の仕事と生き方

介護施設で働いているびょうです。

みんな、成人式だ、三連休だなどと言ってはいましたが

実際には数百人だった東京都の感染者が

あっという間に2000人を越したり、

雪で立ち往生とか、心が休まらない、

変なドキドキ感ばかりで辛い冬です。

職場も雪とコロナで、非常事態宣言を寝ぼけ眼で

論じている人なんて関係なく、

非常事態です。

首相の会見なんて、ほんと、

ちょっと何言ってるかわかんない、

って感じです。

民法では容赦なく途中でCM入ったりして、

なんかどうでもええわーってみんな思ってますよ。

心に響かない言葉がある、

なんか格言みたいやわ。

次回からは要点を箇条書きしてフリップだけ流してほしいです。

そんな中、

ミュージシャンの南正人さんの訃報が流れました。

優しいけれど芯がある歌声、歌も優しい。

ライブハウスでの演奏中、4曲歌ったあとに

弦が切れたので予備の減を取ろうと状態をかがめた際、

そのまま倒れ、ドラムを務めていた息子さんが駆け寄って抱きとめたが

大きく2回呼吸をしたあと、高いいびきをかき、

呼吸が止まった、ということでした。（スポニチ記事より）

人の死にまつわることなので安易には言えませんが、

一般的に考えると、ミュージシャンとしては、

多くがそう有りたいと考える最期だと思いました。

周囲のミュージシャンの方もみんな、ミナさんと慕う、

素敵な人柄で愛された方です。

心臓の解離性動脈瘤とのこと。

仕事の上でも動脈瘤がある方は、本当にあっという間に

亡くなってしまいます。

残されたものにはショックが大きいですが、

苦しむことなく逝くことは何度も書くけれど

多くの人がそうありたいと思う最期です。

ちょうど去年の終わりに、

高倉健の「鉄道員」を観たのですけど、

あの最期も、嗚呼、ああありたい、と思ったものです。

自分の場合、母を見送って一人暮らしになると

自宅で死ぬと見つけてもらうまで時間が掛かりますから

私も是非職場で、夜勤中に眠るように…と

常々考えているのですよ。

孤独に死ぬのは別にもう子供を持たないと大昔に

決めてから、私のサダメと思っているのですが、

ある程度は原型を留めた形で見つけてもらわないと

迷惑がかかるからなあ。

昔、パチンコにスロットの要素が取り入れられて

パチンコ全盛期の時に、

777で大当たりしてそのまま亡くなった方がいたんですよ、

当時ニュースで聞いて忘れられませんでした。

いろんな人がいますね…

私の親友も仕事が決まり結婚が決まり、さてこれから、

という時に仕事の帰りに車にはねられて亡くなりました、

即死でした。

その人の話を友人で集まってお酒を飲みながら語り合って

居た時に、ひとりが、

「これからだったのに、可哀想に」

というものですから、私はつい、

「一番幸せな時に苦しむこと無く逝けたのだから

　私はちょっと羨ましい」と言ってしまうと、

みんな、確かにな、うん、羨ましいなって話になってしまい

ちょっと申し訳なかったです。

でも何でもいい面悪い面ありますからね。

きっと幸せな最期だったのですよ。

今から考えてもしょうがないのだけど、

やっぱり気になりますね、

自分の最期。

できるだけ人に迷惑かからなくて

できるだけ痛くない、苦しくない死。

そうやって考えていくと、

人は宗教に頼りたくなるのかもしれません。

死なない人は居ないし、

死は金持ちにも貧乏人にも等しく訪れます。

産まれた時からそこに向かって生きているのですよね、私達。

最期はいつかわからないけれど、

少しでも納得して逝けるように

充実した日々を送りたいと思います。

お買い物マラソン、今回はこれを買いました。

母になんですけどね。