介護施設で働いているびょうです。

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暖かくなったり、寒くなったり。

今年は寒暖の差が激しくて、

ただでさえ身も心も疲弊しているのに

心休まることのない日々になりました。

身も心も休まらないと言えばですね、

今、ちょうど忙しいシフトの時期に来ていて、

ちょっと書けないくらいに忙しく、

家に帰っても寝る間もないまま出勤したりしてます。

なので事前に書いた記事をアップしているような

状態です。

コメントはとても励みになるので嬉しいですが、

コメントにお返しできないまま次の記事がアップ

されることがあり、お気を悪くされないでくださいね。



そんな中、 私が登録しているにほんブログ村のブログランキングには

同じ世代の方のいろんなブログが並んでいて

いつも楽しく拝見しています。

その中にはどうしても年代的に、

親の介護や認知症にまつわる話題があります。

私も同世代の方の感じ方など気になりますので

拝読させていただくことが多いです。

その中に、もう今では使われていないと思っていた

言葉が出てくるのに最近驚いています。

その言葉は、少し前に行っていたマッサージの担当の女性も

老人ホームにいる祖父母の話題の時に出てきて

うわ、どうしようかなと思ったけれど

面と向かって指摘するのも居心地が悪くて、

こちらの居心地が悪いまま、話を聞いていました。

若い方なのですけど、知らずしらずに

顧客と蔑称を使って話しておられるのは寂しいことです。

そう。

「痴呆」は現代では蔑称、差別用語なのです。

精神疾患について書いている人が、

「家族が気狂いになってしまいました」

という風には書きませんが、

今の世の中で痴呆という言葉は

実際にはそんな感じの立ち位置であるのです。

昔は「痴呆症」と言っていた時代もありましたが、

痴呆という言葉は侮蔑的な言葉であり、

また医学的な解明が進むと共に、

痴呆という言葉が現代で言うところの認知症について

正しく言い表していない、というようなことから、

痴呆症を認知症と言い換えるようになったと

厚生労働省のサイトにも記載があります。



うちの母はアルツハイマー型認知症の診断がありますが、

令和3年の現在、

痴呆老人、ではありません。


また、痴呆に替わって使われるようになった認知症ですが、

それを略語にして、

「ニンチが入る」という言葉もあるようです。

認知症の方々と関わりが多い私達介護業界では

「ニンチが入る」という表現を多くの方は使いませんし、

同時に多くの方がその表現について、

侮蔑的である、と感じています。



なので、

「旦那の親がニンチ入っちゃってさあ!」という風に

友達知人とお話されていると、

その場で注意されなくても、

「あの人の言いようはちょっとねえ」

と言われてしまうかもしれません。

「夫の親が認知症になってしまって」と随分印象が違いますし、

ニンチが入る、よりも、

認知症が進んでしまった、

認知機能が衰えた、

などという表現が

おそらく誰が聞いても不快感の少ない表現ではないかと思います。

蛇足ですが、現在では痴呆症という言葉は

放送禁止用語に入っているらしいです。

知らないということは怖いもので、

せっかく良い文章を書いたり、老後の話や家族の介護の話を

しているのに、そこに差別用語が入っていて

周りの人をぞっとさせているとしたら…

なかなか他人は指摘してくれませんからね。

私がこんなことを書くと不快に思われる方もいらっしゃる

かもしれませんが、

現代ではほとんどの方が何らかの認知症の症状を持ちますし、

別に頭を使わなかったから錆びたという訳でもなく、

脳内に特定の物質が生じることによって脳の働きが

昔と変わってしまうことなのですから、

差別をされたり、侮蔑的な言葉をぶつけられたり

噂されたり、して欲しくありません。

人はみな等しく年を取っていきますから、

今の高齢者の現状は

私達の未来なんです。

女性の場合は多くの方が、状態の違いはあれど

アルツハイマー型認知症になるかと思います。

将来、私自身がそうなった時に、

人さまに「あの人は痴呆だから」

「あの人、ニンチ入ってるんだよね」なんかは

あまり言われたくありません。

世の中、これだけ沢山の情報があって、

認知症を正しく知りましょうという動きがあるのですが

なかなか、排泄物を食べるらしいよとか、

夏に重たいコートを着て往来を歩くらしいよとか、

そういうショッキングなことばかりが先行してしまって

実状については意外と知らない方が多いのです。

多くの方々が、ゆったりとした時間の中で

穏やかに優しい時間を過ごしてあります。

ここでは触れませんが、

認知症で治療中の親の言動が激しくなったという方も

散見されますが、

母のかかりつけ医のお話では、

ぼんやりとした意識や記憶に刺激を与える薬を投与すると

どうしても攻撃的な言動になると言うことです。

母も一時期、暴力的になり植木を破壊してしまったことも

ありましたが、現在は薬の調整も合い、

穏やかな日々を楽しんでいます。

認知症自体がそういう悲劇的な症状を持っている

という訳ではないと思うのですよ。

また、

介護については特にデリケートな話題が多いと感じます。

例えば、今、介護業界は恐ろしいほどの人手不足なのですが

そうした折、退職などで人手不足になった施設で

最低限決められた回数の入浴が実施できなくて

思うように手が回らなくて、行政指導を

受けるようなことがあった場合、

報道で出る言葉は「虐待」です。

「介護施設で虐待があった」

と書くと、週刊誌やワイドショーの大好物になってしまうのですが、

実際には手が回らなかったとかいう場合も多く見られます。

もちろん良いことではないのですが、その背景は様々です。

介護職の経験がない方からみると、

「弱い高齢者を職員がイタブッた」みたいに感じられる言葉

なのですよね、虐待って。

話は反れましたが、痴呆、虐待、など

インパクトのある言葉というのは使うのはとても難しいです。


私は親の介護をしながら介護施設で働いているので、

どちらからの視点も体感することができるのですが、

はっきり言えることは、

介護職に就いて内部に入らないとわからないことって

沢山あります。

そして、その制度を知り、そのシステムを理解し

実際にいろんな状態の方のお世話をして、

ある時は優しい言葉をかけていただいたり、

ある時はおむつを替えながらそのご本人から杖で殴られたり

しながら、いろんな体験を積み上げていきます。

周りから見ると、どうしてもショッキングな感じに

見えることがありますから、それを扇情的に書く方も

おられますし、絶望的に書いたりしても

ブログのアクセス数は取れるかもしれません。

それは渡世術としては有効と思いますが、

それを真に受けて焦ったり怖がる人が増えるのは

残念だなあと感じたりします。

多くの場合、

意外となんとかなりますよ。

いろいろと欠陥もあるけれど、介護保険制度は

良くできた制度だと感じます。

介護職員や相談員、ケアマネなど現場におられる方でない

人のブログで、親の介護について不安に思う記事があったら

自分に降りかかりそうなことでしたら

担当のケアマネさんや地域の包括センターの方に

相談されるといいと思います。

ネットで取り上げられている記事でも、

現場の人なら首をかしげるようなものも随分と増えました。

まあ、話は随分と反れてしまいましたが、

「痴呆」は差別用語です。

私達中高年も、高齢化や認知症に対して不安が日々大きくなりますが

実際、もう認知機能はある程度低下していると感じます。

ネットでできる認知機能チェックなんて、

元々記憶力が弱い私は点数そうそう良くありません。

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低下してるって結果がでましたよ。





今現在完璧な方でも80歳を越したらどうなのでしょう。

私達自身が暮らしやすい未来を作るために、

今から加齢に伴う様々なことを理解し改めていく

必要があると感じます。




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