介護施設で働いているびょうです。

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三寒四温と言うけれど、

日中と夜間の温度の差が大きい季節は

夜勤の仕事での室温調節が大変です。

日勤さんは暑いからと薄着にして帰るけど

その後、深夜には寒くなるのでエアコン入れて、

朝方にはあっつ!ってなって消したり換気したり。

高齢者は体温の調整が難しくなっているので

私は特に室温にこだわっています。

あまりこだわらない人もいますし、

それがこの仕事の興味深いところです。



そんな中、

大好きだった利用者さんが亡くなりました。

お仕事のことなので細かいことは書けないけれど、

同僚も私も大好きだった方で、

いつもどっちが介助するか競ってました。

いつもニコニコ笑顔で感謝の言葉を絶やさない、

気持ちの良い方でした。

身体の自由が無い生活で、傍から見たらあまり

楽しくないのかなと思っていたけれど

一時の入院から戻られた時に私の顔を見て

「会いたかった!ここが一番よ!」と言って

ハグしてくれたんですよ。

ついこの間のことなんですが、

この時に私は、

もっと頑張ろう!って思ったんです。

なのに、まもなく急変から搬送となり、

あっという間のお別れになりました。

搬送となった時に「もう戻らないだろう」と言われて

とても悲しかったし、許されるものなら

病院にも行きたいくらいに気持ちが沈みました。

でも今はコロナでどこの病院でも面会はできないし、

この仕事に就いてからは、

仕事と割り切る為、気持ちをしっかり持つために

施設での勤務以上の事はしない、と決めたのもあり

勤務時間以外の面会や葬儀にも参加はしません。

最後の姿を見なければ、

今もどこかにいるような、そんな気もするのです。

同僚も、

「この世の中にはとても悪いことをしても

 ずっと生きている人がいるのだから、

 そんな人の生きている時間を

 ほんの僅かでも○○さんに分けてもらって

 一日でも一緒に居たかった」

と言っていました。

すごくわかります。

もっと一緒に居たかったし、

こんなに早くにお別れになってしまうなら、

もっともっといろいろしてあげたかった…

そう悔やむところもありますが、

急変から最期まではとても短かったので、

理想の最期でもあったと思います。

年齢も十分大往生と言えるお年でした。

何度も何度も

「苦しむことがなかったから良かった」

と自分に言い聞かせています。

そんな時に、

系列施設の施設長から連絡があって、

そちらに転居された利用者さんが私と電話で話したいと

言われてるそうで。

ちょっと迷いました。業務外ですからね。

でも管理者の方が関わっているし、

その利用者さんもマナーがしっかりした方なので

了解して少しだけ電話で話をしました。

その方もとても可愛がってくださって、

楽しい時、辛い時、困った時、

夜の巡視でいろいろとお話をしたんです。

人目があるから、巡視の時にお部屋の中だけで

びょうちゃんって呼んでもいい?って言われて

夜勤の癒やしの時間だったんです。

電話で話してとても喜ばれていました。

その後に、管理者さん経由で

先日の桜の写真を郵送しました。

全員にできなことはしちゃいけないと思うけど、

その日は、亡くなった利用者さんに

してあげられなかったことを

何かしてあげたいと思ったのですよ。

普段は、お金を貰うために割り切って

ビジネスとして冷静に働いているけれど

感情はあるし情も湧くから、

今回は例外、と言い聞かせてのことでした。

この仕事は本当にいろんな方を見送ります。

いろんな病気がどう進行していくか、

普段しっかり検診していても

思いがけない見落としがあったり、

もうだめかと思った方がすっかり元気になって

戻ってこられたり。

これから迎える親の最期のシュミレーションにもなるし

自分自身が身体に気をつけるべきことの

指針にもなって、いい仕事だと感じます。

介護の仕事は医療・看護の仕事と違って

治療特化ではないので病気のことはどうにもなりませんが、

普段の生活のスタイルや心がけ、ストレスは

病気と大きく関わっているはずですから、

日常生活を管理している私達介護職の

些細な気配りが利用者さんの残りの人生に

どう影響するかわかりません。

もちろん高齢な方ばかりですし、

運命の流れは変えられないけれど、

日々に笑顔を貰えたり、気持ちよく過ごしていただくことで

その方の人生と良い形で関わっていきたいと思います。

介護職と一言で言っても業種は様々ですから、

自立のお達者さんがリハビリ的に通うデイサービスと

御不自由がある方が住む介護施設、

極端な話だと緩和ケアやホスピスの看護助手などで

生死と関わる機会は大きく変わってきます。

選択肢も多いと思いますし、

介護職への転職を考えている方は

どういう施設があって、どういう仕事がしたいのか、

考えてみてもいいと思います。

考えてみるだけで、実際には飛び込んでみないと

わからない、というのも実際のところですけどね。

自分もできるだけ楽がいい、という気持ちと

真剣に看取りに関わりたい気持ちが交互に来ている感じです。


亡くなった利用者さん、

今頃、身体が楽になって喜んでいらっしゃるだろうな。





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