介護施設で働いているびょうです。

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※一昨日見た、キャンプ場の花筏。




旅行前から底に落ちていた体調は

旅行中には気力で維持されていましたが、

帰宅してからそこそこ大変なことになりましたが、

仕事は続けないといけませんので、

薬やサプリをマックス利用して

ギリギリ立っています。

今回、結構きつい日程だったけれど、

思い立って尾道を訪れたのは、

この先、体力低下や体調不良、病気などになる可能性が

大きくなる年齢なので、

健康なうちにしか楽しめない土地に行こう、

という理由でした。

元来、余裕もへったくれも考えず気ままに生きていますが、

そういう事はいつも考えていて、

NYを放浪した時も、

あの刺激的な街は若いうちしか楽しめないはず、

と単身乗り込んだ訳で、

それも本当に正解だったと思います。

今回も駅から宿まで2キロ以上あるのを何度も歩いて

しかもコンビニがあるのが、その駅前と宿の前だけ、

商店街はもう開いているのかわからない状態の店が多く、

駅・宿・千光寺ロープウエイの駅の

尾道大三角形(勝手に命名)をひたすら歩く

修行の旅でした。

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そんな旅ではありましたが、

旅の前に衝撃的なことがありました。

柔道の古賀稔彦さんが亡くなったことです。

出身地が九州で、年も同じということで、

昔からそのご活躍はいつも耳に入っていたのです。

同じ時間を生きた人が、

早すぎる最期を迎えてしまった。

私は今の命を大切に思わないといけないと痛感しました。


それと同時に、

これからの年齢はそれぞれが歩んできた人生の

差異が際立ってくる時期でもあります。

ほとんどの友人が、定年後の嘱託の仕事をどうするか、

年金までどう持ちこたえようかと悩んでいる一方で、

60歳定年でそのあとの人生をどう楽しく生きようか、

と考えている人もいます。

生涯一つの仕事を貫き、

途中でいろいろ考えながら住宅を購入した人もいますし

親の持ち家で着々とお金を蓄えた人もいるし、

それはもう、

ちゃらんぽらんに生きて何の努力もせずに

倒れるまで何としてでも働き続けないといけない私とは

当然、何もかも違うのです。

違わないといけない。

そりゃそうでしょう。

だったらじゃあ、惨めかというと、

まあどこかに惨めだと思う気持ちはあって当然。

だけど、負けっぱなしじゃありません。

そもそも、強がりに聞こえると思いますが、

私は仕事が好きなのです。

何もせずに家にじっとしているのは、

ひと月くらいで飽きてしまいますし、

人は誰かに必要とされてこそ、

生きている喜びを感じると思うので、

別に今のままでいいのです。

ただ、死にそうにきつい今の仕事をしながら

他の人の、やれ旅行だ、やれ買い物だ、

やれ孫が生まれた、という日常を見ているのは

さすがに楽しくはありませんから、

SNSは辞めてひっそりと生きていくのだろうとは思います。

そして、働き続けるためには何よりも健康です。

病気というのは貧乏人にも金持ちにも等しく訪れます。

確かに、高度な医療を用いれば、

生存率は違うかもしれませんが、

施設でも感じますけど、

肉体労働で培った身体を持つ人は強いです。

そして、根拠は無いけれど良く言われるのが、

先生と付く仕事の人の認知症などの精神疾患は

なかなか壮絶なことが多い。

まあ枚挙にいとまがないのですが、

これからは他人からみたら、

惨めに見えるような人生を歩くことが確定している私ですが

しっかりと気持ちを持って、

健康に適度に気をつけて病気にならずにいれば、

総合順位としては

必ずしも最下位ではないのですよ。



かの西原理恵子氏が、

「最下位には最下位の闘いがある」

と言われましたが、

平岡びょうも言います。

「下流老人には下流老人の闘いがある」

それには尾道で5万歩歩いた以上に

過酷な人生を送ることになるのでしょうけど、

それこそ80代で立派なヘルパーを続けていれば

新聞などに取り上げられるかもしれませんし、

人の人生を指を加えて見ているよりも

自分のできる限りの頑張りを

自分の愛しい人生に注ぎ続けて行きたいと思います。

それに、

人は必ず死にます。

最後の時に、いい人生だったと心から思える人生が

何よりも最高の生き方ですからね。

今からそういうことを念頭に生きていきたいものです。



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