介護施設で働いているびょうです。
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昨日の記事に、
夜勤明けで帰っていろいろしていてブログ更新をサボったと
書いたのですが、
やっていたのは断捨離でした。
最初は母の羽根布団を押入れに収納していたのだけど、
押入れの中も使ってないものが散乱していて、
早く掃除をしないと夏が来てG的なものが入るかも知れません。
今までも母の部屋の掃除で卒倒しそうなものを
見てきたので、今年は阻止したい!
てなことで、片付けを始めたのでした。
夜勤明けって片付けには良いんですよ、
無駄にテンション高いから。
で、ここに引っ越してきた時から気になっていた
薄めの透明ボックスがあるのですが、
昨日は気合を入れて着手したのです。
母は年を取ってから定時制高校に行ったことが
あるので、母の卒業証書と
皆勤賞の表彰状が見えていたので、
母の大切なものを入れている箱、という認識でした。
しかし、
開けてから出てきたものは予想外でした。
出てきたものは、
姉と私の、
小中高の通知表と表彰状だったんです。
それも全部揃って。
私だけでも26回引っ越している、引っ越し好きの家族なので
まさかこういう物が残っているとは予想もしませんでした。
入っている袋自体がこういうやつ。
昭和のキティちゃん。
当時のキティちゃんは好きでした。
そして私の資料が入っていたのは、こういうの。
今はもう見ませんよね。
この箱のクラッチバッグみたいなの。
当時は沢山売っていて、キャンパスライフ的なものに
憧れたものでした。
ちなみにこれは学生服のメーカーがくれたもので、
中に「学生服のカク」って印刷があります。
小学生の時の卒業交換日記。
私は小学6年の三学期に転校したので
ほぼみんな知らない人なのに、
いろいろ書いてくれてみんな優しいと思いましたよ。
当時は6年の三学期に転校したのに
卒業式の答辞を読ませられて、
恨みしかありませんでしたが、
大人になってやっと客観的に見られるようになりました。
中には今もFacebookでやり取りがある人もいます。
小学校の「あゆみ」
どれにも、発表が苦手と書いてありました。
声が小さいと言われて泣いたこともあるけれど、
大人になったら声が大きいから外に出てと
会社では廊下で営業させられていましたから、
ちゃんと(過度に)克服するものです。
将来が楽しみですね、という先生方の書き込みに、
「ジジババの糞尿処理していますが
なり手のない仕事をちゃんとこなして
偉い大人になっているよ」
と言い訳なんかして、ちょっとセンチメンタル。
でも、半世紀後もこんなアホがまだ生きているのですから、
凄い!偉い!
家賃も生活費も車の購入費用も
人に出してもらわず精神科にかかりながらも
ひとりで生きてきて、
親の犬2匹のおむつ替えと看取りをして
乳のおむつ替えと看取りをして、
今、母の介護をしてるのですから、
偉い!尊い!
と一人で自画自賛していました。
当時の成績もちゃんと残っていました。
もうちょっと勉強頑張っていたら良かったけれど、
この時期はそれこそもう凄い量の読書をしていたので
それはそれでいいのです。
高校の書類でさえ、青焼きですからね。
どれだけ年を取ったのか考えさせられました。
姉のも全部ありました。
姉はいらないと言うかなと思ったけれど
連絡してみたら、とても喜んでくれて、
しばらくはメッセンジャーで当時の話などの
やり取りをしました。
思わぬ収穫ですよ。
そして、母の宝ものが入っているはずの
箱に入っていたものは
姉と私の子供時代の記録、
そうですよ、
母の宝ものはきっと、
私達自身なのです。
ありがたいなと思いました。
デイサービスから帰った母も
懐かしそうに眺めていました。
その前に私がしていたことがあるのですよ。
私の宝ものを母の部屋に展示していたのです。
母がデイサービスで作ってきた作品たち。
デイが特定されるかなと思ってぼかしています。
母のベッドの壁面一面に飾りました。
こうして家族がお互い宝ものと思って生きていられているのは
ありがたいことです。
お金はないけれど、お金があっても憎み合って暮らしている家族は
結構多いと思うのです。
ありがたいと思った一日でした。
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夜勤明けで帰っていろいろしていてブログ更新をサボったと
書いたのですが、
やっていたのは断捨離でした。
最初は母の羽根布団を押入れに収納していたのだけど、
押入れの中も使ってないものが散乱していて、
早く掃除をしないと夏が来てG的なものが入るかも知れません。
今までも母の部屋の掃除で卒倒しそうなものを
見てきたので、今年は阻止したい!
てなことで、片付けを始めたのでした。
夜勤明けって片付けには良いんですよ、
無駄にテンション高いから。
で、ここに引っ越してきた時から気になっていた
薄めの透明ボックスがあるのですが、
昨日は気合を入れて着手したのです。
母は年を取ってから定時制高校に行ったことが
あるので、母の卒業証書と
皆勤賞の表彰状が見えていたので、
母の大切なものを入れている箱、という認識でした。
しかし、
開けてから出てきたものは予想外でした。
出てきたものは、
姉と私の、
小中高の通知表と表彰状だったんです。
それも全部揃って。
私だけでも26回引っ越している、引っ越し好きの家族なので
まさかこういう物が残っているとは予想もしませんでした。
入っている袋自体がこういうやつ。
昭和のキティちゃん。
当時のキティちゃんは好きでした。
そして私の資料が入っていたのは、こういうの。
今はもう見ませんよね。
この箱のクラッチバッグみたいなの。
当時は沢山売っていて、キャンパスライフ的なものに
憧れたものでした。
ちなみにこれは学生服のメーカーがくれたもので、
中に「学生服のカク」って印刷があります。
小学生の時の卒業交換日記。
私は小学6年の三学期に転校したので
ほぼみんな知らない人なのに、
いろいろ書いてくれてみんな優しいと思いましたよ。
当時は6年の三学期に転校したのに
卒業式の答辞を読ませられて、
恨みしかありませんでしたが、
大人になってやっと客観的に見られるようになりました。
中には今もFacebookでやり取りがある人もいます。
小学校の「あゆみ」
どれにも、発表が苦手と書いてありました。
声が小さいと言われて泣いたこともあるけれど、
大人になったら声が大きいから外に出てと
会社では廊下で営業させられていましたから、
ちゃんと(過度に)克服するものです。
将来が楽しみですね、という先生方の書き込みに、
「ジジババの糞尿処理していますが
なり手のない仕事をちゃんとこなして
偉い大人になっているよ」
と言い訳なんかして、ちょっとセンチメンタル。
でも、半世紀後もこんなアホがまだ生きているのですから、
凄い!偉い!
家賃も生活費も車の購入費用も
人に出してもらわず精神科にかかりながらも
ひとりで生きてきて、
親の犬2匹のおむつ替えと看取りをして
乳のおむつ替えと看取りをして、
今、母の介護をしてるのですから、
偉い!尊い!
と一人で自画自賛していました。
当時の成績もちゃんと残っていました。
もうちょっと勉強頑張っていたら良かったけれど、
この時期はそれこそもう凄い量の読書をしていたので
それはそれでいいのです。
高校の書類でさえ、青焼きですからね。
どれだけ年を取ったのか考えさせられました。
姉のも全部ありました。
姉はいらないと言うかなと思ったけれど
連絡してみたら、とても喜んでくれて、
しばらくはメッセンジャーで当時の話などの
やり取りをしました。
思わぬ収穫ですよ。
そして、母の宝ものが入っているはずの
箱に入っていたものは
姉と私の子供時代の記録、
そうですよ、
母の宝ものはきっと、
私達自身なのです。
ありがたいなと思いました。
デイサービスから帰った母も
懐かしそうに眺めていました。
その前に私がしていたことがあるのですよ。
私の宝ものを母の部屋に展示していたのです。
母がデイサービスで作ってきた作品たち。
デイが特定されるかなと思ってぼかしています。
母のベッドの壁面一面に飾りました。
こうして家族がお互い宝ものと思って生きていられているのは
ありがたいことです。
お金はないけれど、お金があっても憎み合って暮らしている家族は
結構多いと思うのです。
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コメント
コメント一覧 (2)
宝箱の話で盛り上がれるご家族、素敵です。
私の夫側の親族はお金持ちでないけど、少ない遺産を巡って争ってます。裁判するとかしないとか。良識あるおじさま方と思ってたけど、見方が変わりました。残念な話です。
遺産は少ない程、揉めるのだそうですね。多ければ分けてもそこそこ多いけど少ないからこそ大きいままで受け取りたいのだとか。お金そのものよりも、自分を無碍にされたくない、大切にしてほしい気持ちの裏返しのような気がします。お金は人の心を裸にしますね。本当に残念です。