介護施設で働いているびょうです。

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急激に寒くなってきました。

紅葉もきれいなのですが、

こうも急激に寒くなってくるとちょっと違和感があります。

そんな中、

ずっと思い悩んでいる事があります。

それは、ここ数年、ずっと読書をしなくなってしまったこと。

うちは母が読書好きだったこともあり、

子供の頃から図書館通いをしていました。

2週間に一度、10冊まで借りられる本を

10冊までパンパンに借りて、

母は運転ができないのでバス電車を乗り継いで

一生懸命持ち帰りました。

読んでしまうのが早くて、次が楽しみでなりませんでした。

家は貧しかったのですが、

母が学研の「科学」と「学習」をどちらも定期購読してくれて

それもすぐに読んでしまうので待ち遠しくて、

近くの市営住宅にある配達のおばさんの家に、

取りに行って呆れられたりしていました。

小さい時に大好きだったのは、沢山あるけれど

中でも「新諸国物語」が大好きでした。

今も読みたいと思うのですが、

なんと…

絶版になっているようで、

現在手に入る書籍はとても高いのです。


 
当時は里見八犬伝なんかも大好きだったのですが、

あんなに面白い本が今は手に入らないというのはとても悲しいものです。

新しい本が入ると、棚を見ただけで「これだ!」とわかるほど

通い詰めていましたし、とにかく何でも読みました。

中でも、母が教えてくれた、新田次郎の「ある町の高い煙突」

という本がとても興味深くて、そこから一気に

新田次郎を読み尽くしました。


 
煙害についての話なのですが、もともとが噛み砕いたように

優しく教えてくれるような新田次郎の語り口が良くて

食い入るように読んでいたのを覚えています。

新田次郎は山岳小説が人気なのですが、

子供の私には「アラスカ物語」「密航船水安丸」などが

実話なだけにリアルに訴えかけてくる冒険小説で

何度も何度も読み返しました。

密航船水安丸なんかは、

「外国では鮭は採るのに卵は捨てているらしいぞ」

ということに着目して、カナダに密航して商売をするという

壮大な冒険譚。

アラスカ物語も大昔に日本を飛び出してイヌイットと結婚し

アラスカの人の為に尽力した人の実話。

何度読んでもドキドキしました。



その後も、好きな作家を掘り下げつつ、

新しい本もチェックして沢山読みました。

今、思えば、こうして思い出すのは日本の作品ばかりなのですが

当時から沢山読んでいたのは翻訳小説だったのです。

全体の読書量が多いからこそだったと思います。

花登筺、有吉佐和子、梁石日、スティーブン・キング、ロバートRマキャモン、

クーンツ、ジェフリー・アーチャー、偏りはありつつ、沢山読んできました。

 
ひとりが好きだし、本屋に行けば、

大好きな愛人たちと会うように、本に会える。

そんな私が数年といえど、本を読んでないのは、

由々しき事態だなと思います。

時間さえあれば、今は動画配信を見てしまいます。

本を読んでいた最後の方の覚えは、

私、本を読んでから寝ると入眠しやすいこともあり

夜勤の仕事に持っていっていたのですが、

さて読もうとすると、早く仮眠に入りたい先輩から、

何読んでるの!寝るよ!と電気を消されたりしてたこと。

段々と夜勤の仕事に慣れて、

次の日の疲労を考慮すると、少しでも寝ておかないと、

なんて思うようになってから、

本を持っていってもそのまま持ち帰るようになりました。

家ではNetflixの誘惑だし、眠いし。

でも、私の半生を振り返ると、

実は一番大切だったのは読書だったと思うのです。

年上の人気ブロガーさんの生活を見ても、

図書館通いして本を読んでいる方も多いし、

老後の低コストの趣味としても読書は最適ですし、

脳の活性化にもきっととても良いはず。

動画はあくまでもデジタルコンテンツですから、

もしも電気が通じないような災害のときでも

本は裏切らないお友達ですし。

せっかく母が培ってくれた習慣を無くしてしまうのは

もったいないことです。 

来年の国試までは大きく何かを変えることは慎みますが、

それでもできる限り、活字の世界に返り咲きたいと思っています。

時間、睡眠、でも一番困っているのは視力ですね。

リーディンググラスも沢山持っていますが、

今はこれがとても欲しいのです。

国試もあるし、買っちゃおうかな、迷います。





 

 

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