介護施設で働いているびょうです。

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春らしい快晴になりました。

晴れれば晴れるほど、物悲しいのは年を重ねたからでしょうか。



そんな中、

先日、火葬を終えて、我が家に戻ってきました。

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本当は費用を払えば宅配お願いできたのですが、

それは何だか可愛そうなので、

迎えに行きました。

祭壇に乗せられた小さい入れ物、

と言いたいけれど、

極小動物と言えど、骨壷がそこそこ大きくて、

本体より随分、大きくなったね…

お骨になると、くちばしがきれいに残る、と

言われていますが、

あまり残りませんでした。

やっぱり病気があったからだろうな。

なんだか…

半端に粉砕された、いりこだしにしか見えなかったです。

「焼き鳥かよ」と冗談をつぶやくと、

何だか涙が溢れてきました。





自分の家族が亡くなったのをきっかけに、

こうして文章を書いていると、

日本語の豊かさに気付かされます。

死体、ご遺体、亡骸、死骸、遺骸、

魂が離れた肉体にはいろんな呼び方があって

敬意を感じるもの、謗るような言葉、

いろいろありますね。

昔から特に感情を動かされる言葉が、

・無言の帰宅

・変わり果てた姿

というもので、

どちらも死という言葉が使われていない

とても短い言葉なのに、

悲しいご遺体、というのが伝わります。

はっきり言わないぶん、悲壮な感じが伝わります。

一方で、以前にも書きましたが、

一部の人の間で、

「不幸があった」という言葉の真意がわからず、

早く幸福になってくださいね、などのリプが

ついていることがあるそうです。



「身内で不幸がありまして」

というと、それだけで、

「ご愁傷様です」などの言葉が出てくるものと

ばかり思っていましたが、

「早く幸福になってくださいね」

「早く不幸が無くなるといいですね」

と考える人も、多くはないと思うけれど、

いるらしい。

では、私達はどこでそういう言葉を覚えたかというと、

おそらく、圧倒的に、

読書だったのではないでしょうか。

最近のテレビは芸人さんが、まじー!やばーい!

ばっかり言ってるイメージで、

唯一きれいな言葉が聞けていたNHKも、

最近では

「ぼーっとしてんじゃねーよ」

みたいなのが聞こえてくるのでテレビは自室から撤去しました。

最近ではYouTuberのスーツさんの美しい言葉に

癒やされています。

しかし、自分の場合は問題がありまして、

寄る年波には勝てないということで、老眼が酷く、

夜勤という仕事の宿命で、いつも眠いのです…

なので、以前は何冊も速読みたいに読んでいた本を

まったく、本当にまったく、読まなくなりました。

読みたい作家はいますし、読みたい本も出ているので

買ってはいるのですが、

数ページ読んだら寝てしまったり。

これは本当に困ります。

今はついついサブスクで動画を見ているのですが、

Netflixも随分値上がりしましたし、

それを見るためにWi-Fiの契約も必要で

結構な費用がかかりますので、

いつまで続けられるかわかりません。

それに、デジタルコンテンツなんて

電気が止まれば終わりです。

一方で、読書というのは本当にお金がかからない趣味で、

老後には図書館通いというのが

運動にもなるし良い習慣になると思います。

災害で電気が止まっても、読書はどこだってできます。

離島に持っていきたい物として、

充電がいらない本はとても便利。

老後、Wi-Fi環境がない時に、

本が読めないと、本当にすること、ないで…

それに、多くは処分しましたが、

感銘を受けた本はまだ手元に多くありますし、

読み返したい。

大好きな花登筺は高いお金を出して昔の本を買っています。

それもまた読みたいのです。

一度失った習慣を取り戻すのは

容易ではないと思うのですが、

美しい言葉、鋭い感性、そういうものをインプットするためには

不可欠な習慣ですので、

なんとか復活させたいものです。

先日、ずっと探していた絶版本を、やっと、

メルカリで手に入れました。




 凄く面白いのに世の中から消えてしまった名作。

内容はスティーブン・キングの「スタンド」と良く

似ているのですが、こちらの方がキャラが濃い。

当時、すごく衝撃的と思ったものです。

今は、読んでも眠いだけ。

悪くなったのは、目だけではないかもしれませんね…






 

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