介護施設で働いているびょうです。
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今日は母のデイの体験の申込みや支払い、
母の診断書を貰いに行ったりで、
全然介護してない気で生きてますが、
実はどっぷりだったなあと苦笑する一日。
そうしていると、出勤時間が近づき、
母の食事の準備をしなくてはなりません。
自分の食事は、最近はもう疲れ果てて
茹で肉に塩の生活です。
そんな中、
当事者の母は、ひたすら寝ています。
朝食は具のっけトーストを作って食べてもらいましたが、
用事から帰って見てみると、
薬も飲んでいませんね。
とにかく、寝ています。
テレビを見ても興味が無いみたいだし、
一番イヤなのは、テレビも何もつけずに暗いリビングで
宙を見て座っている姿。
「惚けている」という言葉を形にしたらこうなるなあ、
という感じです。
言いたくないけれど、生きる屍にしか見えません。
昔からよく、
人は2度死ぬ、
と言いますよね。
最初は肉体の死。
次に、人に忘れられて行くという死。
最近、痛烈に思うのですが、
もう一つの死があります。
生きていてもやることが無くなったり、
気力を感じなくなる時。
正直、
母は死んでいるようにしか見えません。
以前は、雑誌を買ってきて置いたら、
パラパラと見てみたり、
反応がありました。
最近ではもう手にすることもありません。
せめて、糖尿に触らない程度に、
ちょっとしたお菓子でも、と置いておきますが、
食べる気配もありません。
とにかく寝ています。
先日はちょっと寒かったので厚めの布団を出していましたが、
その後、汗ばむ陽気になっても、
そのまま厚い布団を着ているので、
ぞっとして変えましたが、本人は我関せず。
ぼーっとした顔をして、
義歯を入れず萎んだ口で、
後頭部は髪の毛がボサボサ。
これぞ呆け老人、という出で立ちです。
今朝は何も言わなかったけれど、
トイレのマットが無くなっていたので
聞いたら汚したそうですが、
そのままお風呂場に置いてあります。
家でも仕事でもやっていることが同じ。
私にはもう休まる場所がないなと思います。
最近はジムが終わって、家に駐車場で車の中で
SNSを開いている時が楽しいと感じますね。
家には帰りたくないな。
家では別に母が何をしている訳でもなく、
ただ、天気が良くても悪くても、
薄暗い部屋に横たわる姿。
私が帰ると、バタバタと置きてきてリビングに座り
何かを期待するような気配がするので、
慌てて自室に走り込む感じです。
それでも、デイケアの集金袋にはお金を入れなくてはいけません。
食事も作らなければなりません。
多くの介護者がこんな感じかなと思ったけど、
実際には排泄の不具合があったり、
文句を言ったりする人も多いはずなので、
自分はまだ恵まれているのでしょうね。
趣味が多く、いつも溌剌と何かをしていた母。
あの母はもう、死んでしまいました。
それでも、この肉体は他人ではないのですよね。
どっちかというと、私よりも健康そうだし。
いつまでこれが続くのかな、と思うけれど、
あまり考えず、職場の控室は自室のようになってしるので
そちらでゆっくりとしようと思います。
心が病んでも、誰も私の生活を見てはくれませんからね。
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母の診断書を貰いに行ったりで、
全然介護してない気で生きてますが、
実はどっぷりだったなあと苦笑する一日。
そうしていると、出勤時間が近づき、
母の食事の準備をしなくてはなりません。
自分の食事は、最近はもう疲れ果てて
茹で肉に塩の生活です。
そんな中、
当事者の母は、ひたすら寝ています。
朝食は具のっけトーストを作って食べてもらいましたが、
用事から帰って見てみると、
薬も飲んでいませんね。
とにかく、寝ています。
テレビを見ても興味が無いみたいだし、
一番イヤなのは、テレビも何もつけずに暗いリビングで
宙を見て座っている姿。
「惚けている」という言葉を形にしたらこうなるなあ、
という感じです。
言いたくないけれど、生きる屍にしか見えません。
昔からよく、
人は2度死ぬ、
と言いますよね。
最初は肉体の死。
次に、人に忘れられて行くという死。
最近、痛烈に思うのですが、
もう一つの死があります。
生きていてもやることが無くなったり、
気力を感じなくなる時。
正直、
母は死んでいるようにしか見えません。
以前は、雑誌を買ってきて置いたら、
パラパラと見てみたり、
反応がありました。
最近ではもう手にすることもありません。
せめて、糖尿に触らない程度に、
ちょっとしたお菓子でも、と置いておきますが、
食べる気配もありません。
とにかく寝ています。
先日はちょっと寒かったので厚めの布団を出していましたが、
その後、汗ばむ陽気になっても、
そのまま厚い布団を着ているので、
ぞっとして変えましたが、本人は我関せず。
ぼーっとした顔をして、
義歯を入れず萎んだ口で、
後頭部は髪の毛がボサボサ。
これぞ呆け老人、という出で立ちです。
今朝は何も言わなかったけれど、
トイレのマットが無くなっていたので
聞いたら汚したそうですが、
そのままお風呂場に置いてあります。
家でも仕事でもやっていることが同じ。
私にはもう休まる場所がないなと思います。
最近はジムが終わって、家に駐車場で車の中で
SNSを開いている時が楽しいと感じますね。
家には帰りたくないな。
家では別に母が何をしている訳でもなく、
ただ、天気が良くても悪くても、
薄暗い部屋に横たわる姿。
私が帰ると、バタバタと置きてきてリビングに座り
何かを期待するような気配がするので、
慌てて自室に走り込む感じです。
それでも、デイケアの集金袋にはお金を入れなくてはいけません。
食事も作らなければなりません。
多くの介護者がこんな感じかなと思ったけど、
実際には排泄の不具合があったり、
文句を言ったりする人も多いはずなので、
自分はまだ恵まれているのでしょうね。
趣味が多く、いつも溌剌と何かをしていた母。
あの母はもう、死んでしまいました。
それでも、この肉体は他人ではないのですよね。
どっちかというと、私よりも健康そうだし。
いつまでこれが続くのかな、と思うけれど、
あまり考えず、職場の控室は自室のようになってしるので
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心が病んでも、誰も私の生活を見てはくれませんからね。
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コメント
コメント一覧 (4)
私はまさにダンナがそれ。不仲になってからモーレツに一緒にいるのが苦痛です。そのネガティブに引っ張られないよう、自分を保つのに精一杯です💦
私はこの人に負けないと反骨精神で頑張ってきましたが年をとるごとに気力が続かなくなってきてネガティブにのまれそうになりこれではまずいと慣れないTwitterを始めてモラハラに苦しむ人たちと交流を始めたところです。
一人じゃないぞ!!とあらためて心に誓いました!
びょうさんもどうぞその波に飲まれぬよう、自分を保ってください、共に輝いていられるように✨
ひとつ屋根の下とはよく言ったものですね、どうしても空気が伝わるので病気は仕方ないとしても、負のオーラはたまらんですね。
不仲になると食べる音でもイライラしてしまうし、夫婦は特に、最初に気持ちがあったぶん、面倒だと思います。赤の他人の方がシンプルでいいです^^;
白洲次郎正子ご夫婦の上手くいく秘訣は、あまり会わないこと、だったと思います。
そして、共通の趣味や価値観が大切ですね。熟年離婚も多いそうですし、なかなか難しいものです。SNSも孤立を避けるのに良いと思います。
負けないで頑張りましょう(^^)
ブログを読んで胸が苦しくなりました。
私の母(88歳)も、薄暗い音もない部屋でぼーっと座っている時がたまにあり、私もメンタルがやられそうになります。
ただ、じゃあ母はどうしたらいいのか、どうもできないんですよね。
何にも関心がなくなり、体も言うことをきかなくなり、食欲もない、只々毎日時間をやり過ごすしかない、そんな母が不憫で。
でも仕事から疲れて帰って来てそんな母の姿を見ると、もう家には帰りたくない、母から離れたい、そう思ってしまう自分がまた嫌になり…
この繰り返しです。
そして自分の老後も母のようになるのかなと思うと…。
尊厳死、ではないけれど、自分の寿命を自分で決める事が出来たらいいのになとホントに思います。
すみません、一方的に私の愚痴を吐き出してしまいました。
びょうさん、陰ながら応援しています。
お母さんのお年も近いですし、自分のメンタル持っていかれそうなのは痛いほどわかります。
そして、それで悩むのは、根底にはお母さんが好き、という気持ちがあるのもわかる気がします。いっそ嫌いなら楽なのに、いいお母さんの思い出が、きつく当たった時に胸にささったりしますよね。
無理に、お母さんの為に離れるのではなく、上手く自分が外に楽しみを見つけるのが今の自分の逃げ道と思っています。いろいろ開拓する楽しみもありますよ。
健康や身体のことは遺伝の要因が大きいので自分も心配ではありますが、自分もどうせ恥を晒して汚い姿でダラダラと生きてしまうんだろうなと割り切って、今を精一杯楽しもうと思ってます。愚痴も沢山いって、捨てて、楽しみましょう。ご馳走を美味しいと噛み締められる年齢にも上限がありますからね。一緒に頑張って行きましょう(^^)