介護施設で働いているびょうです。

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スクリーンショット 2022-08-06 10.11.12

平岡びょう撮影




ちょっとブログをお休みしてました。

母の転院で、前に使っていたものを引き上げてきたので

その整理と、

暑さからなのかちょっと体調不良。

動物性油脂の強い食べ物で胃が痛くなり、

声が上がるくらいに痛くて、夜はずっと嘔吐。

痛みに耐性があると思っていましたが、

内臓の痛みには耐えられないと改めて思いました。

もともと胃弱なので検査してもせいぜい、

逆流性食道炎とか言われる程度なので、

じっと寝てました。

家族を病院に預けて楽させてもらっている身ですから、

お金はしっかり稼がないといけませんし、

今はダウンできないのです。



そんな中、

早いもので、もう8月です。

私は長崎で被爆した父を持つ被爆二世。 

父は元々寡黙な人でしたけど、

亡くなるまで原爆の日のことを話すことはありませんでした。

末期がんの薬によるせん妄の時に、

初めて一度だけ、小学校時代の友達の話をしてくれました。

戦後、昭和も遠くなり、77年目の夏ですので、

原爆を体験した方の多くはすでに高齢ですが、

さらに本当に覚えている方というのはもっと高齢になり、

語れる方は一握りになってしまいました。

以前は、こうした悲劇は繰り返してはならない、と思い

被爆二世として何か活動したいと思っていましたが、

実際に今、考えてみると、

子供が転ばないように気が気じゃないのに

子供にうざがられている親と同じ心境。

転ばないとその痛みはわかりません。

ここまで政治に無関心な若者たちならば、

一度転んで痛みを知らないと、その先はないと考えて、

気にしても仕方がないじゃないか、と思えてきました。


そんな私は、先日、星野村に行ったことは書きましたけど、

星野村には原爆慰霊碑があります。

IMG_0566


この大きなアーチの先端に、広島の被爆の時に持ち込まれた火が

ずっと灯っているとのこと。

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県知事、奥田八二さんの名前が懐かしい。

こうした集まりも、参加する方々が高齢化し、

若い世代からの積極的な参加があまり見られないと感じます。

それでいいじゃないか、と言われれば、まあそれまでのこと。

サムネイルに使った冒頭の原爆ドームですが、

昔、夫と訪れた時には、

原爆ドームを撤去される為、反対運動に署名くださいと言われ

署名した覚えがあります。

何もなかったかのようにしたい人たちもいるのでしょうね。

原爆慰霊碑に書かれている、

「過ちは繰り返しませぬから」

という文言の「過ち」は誰の過ちなのでしょう。

焼き殺され、家や家族を失った方々に、

何か落ち度があったのでしょうか。

訪れる度に、何か釈然としない気持ちに駆られます。

今を楽しみ、ショッピングモールで飽食を楽しみ、

ゲームにアイドルに興じる若者に、

どういう未来が待っているのでしょうね。

私も初老の域、

あまりの暑さに生きているだけで必死。

加齢なのでしょうか、最近は夜勤の起床介助の為に仮眠から

起き上がるのが辛くて辛くて、

人知れずそのままどこかに逃げたいような気持ちになります。

酷暑という呼称でももう足りないような、

地獄の釜に焼かれる日々、

読者の皆さんも、どうぞご自愛ください。



 

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