介護施設で働いているびょうです。

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お盆ですが、母も居ないし、

お花も果物の高くて、心のお花をあげて、

とても小さなお飾りの我が家です。

お盆のお花が高いのは、商売だし、稼ぎどきだし、

こちらも割り切っていて良いんですが、

今年は物価高も手伝ってか、

ここまで出して買えるのはこれなのかあ、

というような本当に寂しいお盆セットだったりして、

だったら終わってから盛大にやりますわ、

と低所得者なりの考えです。

昔は高くても、大振りなユリとか、楽しかったですよね。

ぶどうは常備しているので、しっかり仏前に供えています。



昨日の記事に沢山の反応をいただきありがとうございました。

ずっと書きたいと思っていたことをじっくり時間をかけて

書いた時のみなさまの反応がとてもうれしく、

通じあえているのだなあと思います。

死後の世界のことなどは実際知り得ないことなので

どう考えるのも自由。

自分の良いように考えて不安を無くすのが賢いです。

筋肉少女帯のレティクル座妄想の中で何度も繰り返される

ジム・モリソンが水晶の舟を歌って歓迎してくれる、

というのがとても好きです。



しかし、何でも自由ですよ、と言われると、

逆に難しいと思う人もたくさんおられると思うのです。

そうした人々を救うために大昔からあるのが、

宗教なんだと私は思っています。

「これさえ唱えれば極楽浄土に行ける」

「これを拝めば救われる」

私が以前行っていた真言宗の護摩焚きでは、

頭上で分厚い経典をパラパラとしてくれるだけで

経典を唱えたことにしてくれるというとても

有り難いパフォーマンスがありました。

文字が読めなくても、信仰の気持ちさえあれば

死後の不安に怯えなくていい、

宗教とはそういうもので、有り難いものだと感じます。

実際、高齢者施設でも、自堕落になりそうな中で、

規則正しい生活を送り、ピシっと生きているのは

多くが宗教を深く信仰している方です。

朝も早くから起きてお経を読んだり、

お茶やお水をあげたりして、見ていて気持ちが良いです。

宗教にはそういう面があるのですが、

最近の報道でご存知のように、

宗教が団体になり、営利を求めだすと、

別の側面が見えてきます。

私は宗教で壺を売るのは、買う方が幸せになるのなら

それこそウィン・ウィンで良いことだと思っています。

本人が重い病になった時もそうだけど、

家族が重い病になった時は特に、

なにかにすがりたいだろうと思うし、

すがる何かを提供し、それで心安らぐならそれでいい。

しかし、土地建物を売却してでも、というのは訳が違います。

それに最初は心安らいでいたのに、

それがだんだんと強迫観念に変わるのも人間です。

私が子供の頃、母が毎日手を合わせる習慣があれば

子どもたちが幸せになるだろうと仏壇を購入し、

毎日しっかり手を合わせるように言われました。

最初はそれで良かったのだけど、

たまに急いで忘れることがあり、

私の性格なのでしょうけど、

「忘れたら何か怖いことが起こるかもしれない」

という恐怖が芽生えてしまったんです。

そして携帯の無い時代でしたから、

途中で公衆電話から母に、

「お参りを忘れたから代わりにお参りしてー」

と電話をしたりしていました。

そういう自分が怖いと思ったし、

人の弱さを感じてしまったので、

以後、私は宗教は忌むべきものとして、

近づくことをやめました。

先日の記事でお墓参りで自分で読経をせず、

YOUTUBEで流したのもそうした経緯があり、

般若心経でさえ、覚えないようにしているのです。

神社仏閣は大好きだし、宗教の文化には興味があり

海外に行った時もマンハッタンの教会でゴスペルを聞いたり

イギリスの寺院を見物し、拷問の絵を見たりして

楽しみましたけど、自分自身は宗教とは

距離を置いて生きています。

今の世の中、宗教はいろいろあって、

壺を売買するならまだまし、

酷いのになると教祖と関係を持つと幸せになる、みたいな

邪悪なものもいろいろありましたし、

水責めのような水業で人が亡くなった事件なんかもありました。

ちょっと距離を置けばわかって当たり前のことが、

当事者として巻き込まれたら全く見えなくなるような

側面があるのですよ。

そして、私のように、それを失うと不幸になるのでは、

という強迫観念が芽生え、最終的には依存してしまう。

不安を取り去ってくれることに対しての代償としては

あまりに大きいと思うのです。

そして、一度洗脳されてしまうと、

自分がやっていることは正義になってしまいます。

実際、今の職場の同僚からも、

選挙に際してこの動画を見てぜひ〇〇学会に一票を、

というLINEが届いたり、

もう3年連絡を取ってない、というか在籍中も連絡なんて

取ったことがない元同僚からも、先の選挙の前に、

「〇〇の科学についてお話したいので電話していいですか」

と連絡がありました。

その人達って仕事はまったくできず、

どうかしたら利用者に話しかけるのも躊躇するような人たちなのに

宗教に絡むと、平気でそういう連絡を取ってくるのですから、

宗教は人を強くもするのでしょうね。

死を恐れず農民が立ち向かったという一向一揆を

想像してしまいます。

死んだらハーレムでたくさんの女性と戯れられると信じて

ビルにアタックしたイスラムの人たちのこと同様。

最近の報道で、私達はカルトに支配された国に住んでいると

わかってしまいました。

国の根幹をなす地位の人たちが超保守的な信仰をしているため

日本は他国に比べ、時代錯誤な男尊女卑がはびこり、

本来は性的なことも奔放で好奇心の塊、

楽しむことを忘れないはずの国民なのに、

生きにくい世界になってしまっているのではないか、

などとも考えてしまいます。

宗教にしても、経済的なことにしても、

何か頼れるものがあると安心ですが、

一度頼ると、離れる勇気が必要になる、

そういう先まで考えて生きていかなければならないと

思うのでした。



 

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