介護施設で働いているびょうです。

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スクリーンショット 2022-11-21 10.22.29



連続夜勤で身体が痛い朝です。

起きたら9時でした。

昨日は深夜勤で夜遅くに帰ってきたので、

普通だったら背徳感を背負いながら、

Netflixをさらに深夜まで楽しむ日だったのですが、

帰ったらそのまま寝てしまいました。

その前の夜勤で一睡もできなかったので仕方がないのですが

なんか体力がないなあ。



昨日は久しぶりに同僚Mちゃんとの勤務でした。

何故久しぶりなのかというと、

Mちゃんのお母さんが脳梗塞で救急搬送され、

Mちゃんはお休みしていたからなんです。

気難しくて、口うるさいお母さん、

ほぼ無年金なのでMちゃんがトリプルワークして稼いで

かなりの金額を渡しているのに口さがない、

いつも喧嘩が絶えなくて、家に居たくないMちゃんは

多くの時間を車の中で過ごしています。

そんなお母さんは何故か親戚の家に行っていたのですが

そこで脳梗塞をお越し救急搬送され、

その病院がまた、すごい遠いの…

案の定、Mちゃんは疲れて落ち込んでいて、

どす黒い恨み節のオーラで覆われていました。

「どうして私だけ」

「こんなに頑張っているのに」

そうだよね、Mちゃんは私が足元に及ばないくらい、

凄く頑張っているもの。

家で寝るのが嫌なのもあって、夜勤バイトを沢山入れて

寝る暇もないくらいに働いているもの。

お母さんは残念ながら、右手足の麻痺で右が全然使えない。

右をやられると利き手が使えないから生活への支障が大きくて

精神的に辛い思いをするのを仕事で何人も見てきました。

Mちゃんは辛そう。

「でもさ」

私は思うことがあり、Mちゃんに言いました。

「それって転機じゃない」

何度も注意しても自宅で転倒を繰り返し、何度も搬送されている

Mちゃんママ。

注意しても聞かないし、生活を見てもらっているのに

あまりにも感謝がないし、好き放題の生活らしいMちゃんママ。

今でも自宅内での歩行が不安定でヘルパーを入れるけど

不満が多くてなかなか生活がうまく行ってない状態。

それが、脳梗塞になり、右手足が完全に麻痺状態。

医師はリハビリ頑張りましょうねと言ってるらしいけど、

麻痺側は脳神経の問題だからリハしても良くならないし、

そのリハビリは健側の筋力アップで麻痺側を支えるため。

だからどんなに頑張っても、Mちゃんみたいに

ほとんど外で働いている同居家族の家庭では

在宅復帰はほぼ無理なんです。

Mちゃんは先生がリハビリして在宅って言うからさあ、と

それを気にしているけど、

「先生は医療はわかるけど介護はわからんけん、

 そんなの無視していいやん〜

 お母さんには悪いけど、

 どんなに拒否しても、

 退院したら施設に入るしかないやん。

 お母さんには申し訳ないけど

 これはMちゃん、チャンスだよ」

そういうことを言ってしまう私なのでした…



親がうるさいことを言ってくるので、

ずっと車で時間を潰していたMちゃん。

3箇所で働いて家にお金を入れ、好きなようにお金を

使わせていた疲弊しているMちゃん。

「お母さんに悪いけど、

 それって、

 いえーーーーい!だよ!」

職場の事務所で両手を上げて、

いえーーーーい!をする私を見て、

呆然とするMちゃん。

「そうなのかな…」

「そうだよ」

「そうだよね」

「そうだよ」

二人でいえーーーーい!

だって、親も大切だけど、自分の人生も大切だもん!

子供の人生、いえーーーーい!

Mちゃんは在宅復帰させないといけないと信じているけれど

昼も夜も働いている家で、片麻痺状態では生活できないし、

何よりも危険過ぎます。

自分で排泄もできないし、いきなりおむつ生活は過酷。

親の年金や資産がしっかりあって、それを使って

家でゆっくり介護できるなら話は別だし、

仲良し親子で優しいお母さんの為に、私、頑張って介護するわ、

という家なら話は別ですが、

仲が良くないのに、狭い家でひたすら相手の介護をしながら

顔を突き合わせて生きるのは、無理だから。

とりあえずICUから一般病棟を経て、

次はリハビリ病院で長期入院だし、

介護施設に比べると日本の手厚い医療保険のお陰で

そこまで大きな負担も無いし、

その間にMちゃんはレスパイトケアをして、

要支援のお母さんの区変をかけて、

ソーシャルの方と話し合って、施設を探して、

介護に協力しない兄弟に話を持っていき、

費用の準備をすることになります。

私も母の入院の時には贅沢と思いながらも、

病衣はレンタルしたので、本当に楽でした。

申し訳ないのだけど、今はコロナで面会ができないので

ゆっくりできます。

可愛そうだけど、脳梗塞はMちゃんに何の責任もないのです。

それにさ、

そういう人生の局面に接した時に、

それまでの家族関係が如実に出ますよね。

優しく温かく接していた家族には何ができるだろうと

必死に考えるけど、

それまで軽くあしらわれていたり、大切にされていないと

それなりの対応しかできないものです。

お母さんの今後の行方は、ある意味、

お母さん自身が作ってきたものだと思います。

私はいつも、Mちゃんの話を聞きながら、

家計を担い重い病気を乗り越えながら死にそうに辛い

トリプルワークをしているMちゃんに、

お母さんはどうして

「Mちゃん、お帰り、Mちゃんの好きなものを作っておいたよ」

「Mちゃん、お疲れ様、おかずは作れないけど ご飯は炊いておいたよ」

「毎日ありがとう、疲れたでしょ、今日はゆっくり寝ていていいよ」

と優しい言葉をかけてあげなかったんだろう。

家に帰って、数時間後にまた出勤する激務のMちゃんが

家で仮眠をしていても、溜まった不満をぶちまけに

部屋に来て起こすお母さんの心境がまったく理解できなかった。

だから。

お母さんの人生には大変なことだけど、

Mちゃんの人生にはまたとないチャンスなんだと思います。

「なんかちょっと、前向きになれた」

と少し表情が明るくなったMちゃんは、

私なんかよりずっと優しい人なんだと思うけど、

優しい人というのは傷つきやすいものなんだと思います。

私は見る人が見たら人非人なんだろうけど、

私の人生を大切にして、私の人生を楽しく生きようと思っています。

Mちゃんの今後が気になります。



 

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