介護施設で働いているびょうです。

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休みの日は思い切り楽しんで、沢山いい空気を吸い込んで、

仕事の日は暗くて深く苦しい深海に潜水。

楽しい時間が私を生かしてくれます。

私、性格良くないけど、優しい友達に恵まれていて、

友達は多くはないけどいい友達がいます。

そもそも友達って多けりゃいいってもんじゃないし

SNSのセミナーがらみの大勢の集合写真って

ちょっと怖い。

あれは「友達」なのかな。





まあそれは置いといて。

仲がいい友達は高校の同級生は教員だったり

商社勤めだったり。

私は両親の不仲もあり大学に入って両親が離婚したのを

きっかけに半年も経たずに大学は退学しました。

マンモス私立大なので出ても就職には特に有利でもないし

それは何にも後悔はないし

何の努力もせずにふらふら生きてきた私は

今、やれる仕事なら何でもやらないと生きられないものだから

仕方がない、今の生活には不満はないのです。

でも、商社で大きな取引の補助をこなしている友達、

開業医で頑張っている友達、

やりがいを感じて働いてそうな人を見ると、

私の仕事って…

とちょっと卑屈になってしまうし、それも仕方ないなあって

思うことがあります。



会社員には向いてないにしても、自営業で10年以上

収益を上げ続けていた時期もあったし

仕事は大好きで自信もあった。

介護職に就く前には企業のカウンセリングみたいなことをして

偉そうにお金を稼いでいた時期もあったし。

それが、今の仕事と来たら、

お年寄りのお世話、食事を介助したり、

トイレの介助、おむつを換えたり。

時折、

こんなん仕事じゃないよ…

と思うことがあります。

仕事って営業成績を競ったり、数字を樹立したり

成果を見出すものじゃないか、

という、昔の目線の自分がいます。

でもね、

今の時代にどれだけの高齢者が介助の手を求めていて

生きていくのに必要な援助がどれだけいるか、

必要とされていることをするのも大切なことだし、

私のように何の努力もせずに中高年になった人を

大した資格もなくても受け入れてくれる介護業界に

感謝も感じています。

介護職に就く前には、これと言って資格も特技もない中年女性は

どこで生きているんだろう、と思っていました。

女性が一番安定して働けるのは看護じゃないかと思うけど

看護って資格取るのも大変だし、友達が看護学校に行っている

時に見せてもらったテキストの数、覚えることの膨大さ、

実習の大変さ、現場に入ってからの責任の重さは

想像を絶するものだし、

中高年からの資格取得もとても難しい。

その点、介護は無資格未経験でも入れてくれるし、

私にとっては天の助けと思える仕事です。

でも、自分の思っている「仕事」とは違う。

そこで最近は、

私は仕事をしてない、と考えるようにしました。

もちろんそれは私だけのことで、

同じ年代でも施設で重い責任を持って正職で頑張っている人、

仕事と考えて全力で働いている人もいますから、

人は人でいい。

私は仕事をしていない。

そして世の中で必要とされている、高齢者のお世話をするために

夜にちょっとお手伝いに行っている。

そう考え出しました。

夜におむつを換えたり、パジャマに着替えたり、

トイレにお連れしたり、起こして顔を洗ってもらったり、

自力で立てない人を車椅子に乗せたり。

お手伝いしている。

で、それで月額20万とか貰えるって、

凄い、コスパいいなあ。

と思うとなんとなく嬉しい気がしてしまいます。

自分で自分の機嫌を取るって大切。

そして平日に休めるし(今月は土日祝多すぎだけど)

売上ノルマは無いし、

外回りもないし、

繁忙期も無いし。

命を預かっているから、転倒の危険もあるし

看取りの時には重責もあるけど

そういうのは確率にしてみるとわずか、

家に帰っても数字が頭を離れないとか、

そういうのは無い。

家に帰ったら全てを忘れて

(実際記憶喪失のように忘れる)

頭すっからかんで出勤できる。

ちょっとしたお手伝いでお金をもらい、

日中はいつも家にいられる。

夜勤入りは16時まで家にいられ、

夜勤明けは10時には家にいられ、

自分の体力さえあれば毎日遊べる。

ああ、なんていい仕事なんだろう、と思う。

実際、介護職の前は某サイトで販売業してたんだけど

頑張って作業しても必ず売れるとは限らないし、

早朝から深夜まで働き詰めだった。

ただ、家でやっているから楽と感じただけで

今のようにタイムカード押すだけで

確実に毎月同じ金額が振り込まれるって

天国です。

社会保険は会社が半分負担してくれるし、

怪我をして労災を貰ったこともあったし、

有給休暇がもらえて、

病欠したら傷病手当もあり、コロナの時には助かりました。

自営業に比べると、会社員って守られてるなあと

感じ入ることも多かったです。

ちょっと夜にお邪魔して、朝には帰れる。

この仕事はなんだかんだ言っても

私にはメリットしかありません。

じゃあ生まれ変わって同じことしたいかと言われると

ちょっとわかんないけど、

ちゃんと良い大学を出て就職して真面目に働いて

早期リタイアしたいなあと思ったとして、

親の資産もない、頭もそんなに良くないから

凄い企業や国家公務員なんかも無理そうだし、

一般企業では退職金もそこまで無いだろうし、

資産の運用とか難しそうだし、

何よりも、現代では銀行にお金預けても増えないし。

結局、凄い努力をする人や才能がある人以外は

夢に描くような生活はできない。

それを考えたら、若い頃に海外旅行楽しんで、

いろんな仕事を経験して、ライブを楽しんで、

気ままな生活をしてきた結果の今の生活は

自分の中では最良の選択だったと言える。

実際、今の夜勤では、

夜中に何度も何度も鳴るセンサーコールで心が削れるし

自律神経やられて気温の感じ方もおかしくなってるし、

夜中に奇行に走る利用者を宥めるのに泣きそうになったりするけど

まあ、それで世界に損害を与えることもないし、

ドラストで働いていてもカスハラなんかある時代。

定時になったらすぐに帰れる今の仕事は

なんて良いんだろう!

友達への羨ましさはあるけれど

それはそれ。

あっちにももっと大変な悩みもあるはずだし。

今日も頑張ってお手伝いしてお金を貰おうと頑張ります。

資格試験のテキストも全然進んでないし、

ちょっと自分を戒めつつ、

壊れない程度に努力もしようと思ってます。思うだけ…

今日は新しい利用者さんが来るし、

夜勤明けはケアマネ面談。

子育てや旦那の世話よりずっと楽ですわ。


 

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