フランス国籍の彼女との鮮烈な出会いに胸を熱くしながら、
私は次なる目的地へ向かうため、関門海峡の人道トンネルへと足をすすめました。
このトンネルを歩くのはもう何度目かになりますが、
今回はちょうどお昼時ということもあり、
観光客や地元の方のウォーキングで中はずいぶんにぎわっていました。
すれ違う、自転車を押して歩く人たちの多くが外国人労働者であることに、
時代の変化を肌で感じます。
このあたりで電話が鳴り、母からの電話でした。
何かを察したんだろうか、海底トンネルで母と電話で話すのシュールやわ。
ちなみにこのトンネル、頭上を走る車道とは完全に仕切られていて接点はありませんが、
車道の真下に位置しているため、ここも立派な「国道2号線」
トンネル内にきちんと国道の標識があるのも、面白いポイントです。
トンネルを抜けると、そこは和布刈(めかり)神社。
ここは関門海峡の海面が本当にすぐ目の前に迫っていて、
ゴウゴウと激しく流れる早い潮流を間近に見られる、私の大好きな場所です。
— 平岡びょう (@SRKYOMEI1) June 12, 2026
歴史ある高名な神社ですが、
時代に合わせて見事に神社を再生させ、
人気の集まる神社へと仕掛けた数々の逸話も含めて、
私はここがとても気に入っています。
「泊まった宿から、自分の足だけで関門海峡を渡る」
今回の旅のコンセプトは、徒歩旅だからこそ叶うもので、
私にはこれ以上ないほどぴったりでした。
車がないからこそ、海を渡ったらそのまま電車で
自由に向きを変えて帰ることができる。
そんな身軽さが心地よくてたまりません。
いつも車で来るときは、ナビがなぜか変な裏道ばかりを案内してくるので、
実は門司の街からこんなに近かったのだと今回はじめて知りました。
海沿いにはとても素敵な遊歩道が整備されていて、
すぐそこにある海面から、時折パシャリと心地よい潮飛沫が
飛んでくるのが最高に楽しい道のりでした。
潮の香りを纏いながらしばらく歩くと、レトロで美しい門司港駅に到着。
ここから電車に乗り込みます。
けれど、せっかく北九州まで来たのです。
私の旺盛な知的好奇心と野望は、これくらいでは簡単には尽きません。
私は小倉駅で途中下車し、ずっと「いつか必ず」と願っていた場所へと向かうことにしました。
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