老人ホームで働いているびょうです。
最近、夜勤明けについつい寝すぎてしまいます。
疲れが溜まってきたのかもしれません。
ブログにいただくメッセージ、大切にお読みしてます。
私も遠いところに仲間を得たような嬉しい気持ちでいっぱいです。
最近、うちの介護施設の日勤の人に、よく、
「自分も夜勤したいんですよ」
「家族に対して自由が利けば、私も夜勤がいいんだけどね」
と言われます。
ひとりは、何か発達障害のようなものを持っていると噂されるAさん。
別にAさんをいじめようと思ってはいませんし、
自分も人のことを言えないのですが、
6年以上経験があり資格も立派なのに、普通にトイレ介助もできないので
同僚からは不評です。
私からすると先輩なので協力しているのですが、
何故かいつも、変な捨て台詞されるので、
最近はもう庇いきれない感じ。
同僚夜勤チームに、
「Aさんが夜勤したいらしいですよ」というと、
全員一致、速攻で「絶対無理」と。
夜勤って基本、ひとりかふたりでするので、
相手が全然できない人だと負担が増えるのです。
Bさんは、うちの施設のスターティングメンバーなのですが、
言動に攻撃的な傾向が見られ、何度も配置換えされ、
最終的には月にちょっと入るだけの短期労働者にされた人。
こんなところに居たくないと言いつつも、
他では自分が通用しないのを自覚されているので、
文句を言いながらも続けています。
「Bさんが夜勤したいって言ってますよ」と
夜勤チームに言うと、
「あの人、昔一度、やってみたけど、
眠いとかきついとか言って全然できなくて、
全部相棒の夜勤がしてやったんだよ。
あの人、全然できないから」
と瞬殺でした。
介護求人サイトからのメールにはよく、
「夜勤がない働きやすい職場です」
なんて書いてあるくらい、
夜勤というのは嫌われ者ですが、
夜勤手当というものがありますから、
金額だけ見ると、一度はやってみたい職種なのかもしれません。
確かに、労働の運動量だけから見ると、
日勤に比べたら楽かもしれません。
入浴介助がないのも有り難い。
でも、夜勤は拘束時間がとにかく長いです。
私の場合はショートで14.5時間。
食事も二回分持っていかなくてはいけません。
一切外出できないので、途中で空腹を覚える恐怖感があります。
そして、夜勤帯の仕事は、
たいてい何があっても、
自分ひとりでやり遂げなくてはなりません。
最悪なオシモのお世話で、ありえないものが
いろんなところから漏れ出した場合、
(私はそれをビッグバンと呼んでいます)
時間をかけて一人で綺麗にしなくてはいけません。
二人体制なので相棒を呼べば良いのですが、
転倒や徘徊のリスクのある人が多いので、
フロアにひとりは必ず見守りを置かなくてはいけないので
あまり呼べません。
日勤だったらお風呂に入れてきれいにできますが、
夜勤帯はお風呂が使えませんし。
孤独な戦いです。
何しろ、ビッグバンですからね。
夜勤は暇そうだよね、時間沢山あるし、とも言われますが、
どんなに慣れても、
夜の12時を過ぎると、頭の回転が鈍ります。
もちろん仕事は最低限しますが、もりもりと精力的に
何かをこなすことは困難です。
それに、深夜は確かに仕事量は少ないのですが、
早朝から始まる、起床介助(おつむ替えてベッドから車椅子に移乗して
整容すること)を朝食までの短時間で終わらせなければなりません。
この時間帯に、おむつを自分で外してびしょ濡れになる人もいるし、
この時間にビッグバンが起こる場合もあります。
でもいかなる場合でも、
オールをした重たい身体に鞭打って、全員起こさなければなりません。
これが一番辛いのです。
フィギュアスケートのフリー演技の一番最後に4回転ジャンプを
するような切なさがあります。
そして、夜勤を続けると、なんとなくですが、
身体の免疫力が低下してきます。
お肌の調子もちょっと良くないです。
お通じとかにも影響あります。
いつも眠さを引きずって生きています。
そして何より辛いのは、
絶対に休めないことです。
1階2階にそれぞれ一人のシフトなので、休めません。
他の施設は余裕を持った人員体制なので交代もできるそうですが
うちはギリギリなので、
這ってでも出勤しなくてはなりません。
これも結構プレッシャーになって、
心を蝕みます。
ということで、本当に、日勤の人には軽く見られていますが、
簡単に言う人程、実は過去にトライして、
静養室でずっと寝ていた、という話です。
私は比較的相性が良かったこの仕事、
楽なところもありますが、
長期で見ると、死亡フラグが立ってると感じることが多いです。
まあ、何よりも、
人の仕事が楽そうなんて、
思っていても決して口にするものではありません。
夜勤チームはみんな、
「やれるもんならやってみろー」
とある種のプライドを持って仕事をしているのでした。
2月も今日まで。
明日からの新しい月も、爽やかに駆け抜けましょう。
にほんブログ村
最近、夜勤明けについつい寝すぎてしまいます。
疲れが溜まってきたのかもしれません。
ブログにいただくメッセージ、大切にお読みしてます。
私も遠いところに仲間を得たような嬉しい気持ちでいっぱいです。
最近、うちの介護施設の日勤の人に、よく、
「自分も夜勤したいんですよ」
「家族に対して自由が利けば、私も夜勤がいいんだけどね」
と言われます。
ひとりは、何か発達障害のようなものを持っていると噂されるAさん。
別にAさんをいじめようと思ってはいませんし、
自分も人のことを言えないのですが、
6年以上経験があり資格も立派なのに、普通にトイレ介助もできないので
同僚からは不評です。
私からすると先輩なので協力しているのですが、
何故かいつも、変な捨て台詞されるので、
最近はもう庇いきれない感じ。
同僚夜勤チームに、
「Aさんが夜勤したいらしいですよ」というと、
全員一致、速攻で「絶対無理」と。
夜勤って基本、ひとりかふたりでするので、
相手が全然できない人だと負担が増えるのです。
Bさんは、うちの施設のスターティングメンバーなのですが、
言動に攻撃的な傾向が見られ、何度も配置換えされ、
最終的には月にちょっと入るだけの短期労働者にされた人。
こんなところに居たくないと言いつつも、
他では自分が通用しないのを自覚されているので、
文句を言いながらも続けています。
「Bさんが夜勤したいって言ってますよ」と
夜勤チームに言うと、
「あの人、昔一度、やってみたけど、
眠いとかきついとか言って全然できなくて、
全部相棒の夜勤がしてやったんだよ。
あの人、全然できないから」
と瞬殺でした。
介護求人サイトからのメールにはよく、
「夜勤がない働きやすい職場です」
なんて書いてあるくらい、
夜勤というのは嫌われ者ですが、
夜勤手当というものがありますから、
金額だけ見ると、一度はやってみたい職種なのかもしれません。
確かに、労働の運動量だけから見ると、
日勤に比べたら楽かもしれません。
入浴介助がないのも有り難い。
でも、夜勤は拘束時間がとにかく長いです。
私の場合はショートで14.5時間。
食事も二回分持っていかなくてはいけません。
一切外出できないので、途中で空腹を覚える恐怖感があります。
そして、夜勤帯の仕事は、
たいてい何があっても、
自分ひとりでやり遂げなくてはなりません。
最悪なオシモのお世話で、ありえないものが
いろんなところから漏れ出した場合、
(私はそれをビッグバンと呼んでいます)
時間をかけて一人で綺麗にしなくてはいけません。
二人体制なので相棒を呼べば良いのですが、
転倒や徘徊のリスクのある人が多いので、
フロアにひとりは必ず見守りを置かなくてはいけないので
あまり呼べません。
日勤だったらお風呂に入れてきれいにできますが、
夜勤帯はお風呂が使えませんし。
孤独な戦いです。
何しろ、ビッグバンですからね。
夜勤は暇そうだよね、時間沢山あるし、とも言われますが、
どんなに慣れても、
夜の12時を過ぎると、頭の回転が鈍ります。
もちろん仕事は最低限しますが、もりもりと精力的に
何かをこなすことは困難です。
それに、深夜は確かに仕事量は少ないのですが、
早朝から始まる、起床介助(おつむ替えてベッドから車椅子に移乗して
整容すること)を朝食までの短時間で終わらせなければなりません。
この時間帯に、おむつを自分で外してびしょ濡れになる人もいるし、
この時間にビッグバンが起こる場合もあります。
でもいかなる場合でも、
オールをした重たい身体に鞭打って、全員起こさなければなりません。
これが一番辛いのです。
フィギュアスケートのフリー演技の一番最後に4回転ジャンプを
するような切なさがあります。
そして、夜勤を続けると、なんとなくですが、
身体の免疫力が低下してきます。
お肌の調子もちょっと良くないです。
お通じとかにも影響あります。
いつも眠さを引きずって生きています。
そして何より辛いのは、
絶対に休めないことです。
1階2階にそれぞれ一人のシフトなので、休めません。
他の施設は余裕を持った人員体制なので交代もできるそうですが
うちはギリギリなので、
這ってでも出勤しなくてはなりません。
これも結構プレッシャーになって、
心を蝕みます。
ということで、本当に、日勤の人には軽く見られていますが、
簡単に言う人程、実は過去にトライして、
静養室でずっと寝ていた、という話です。
私は比較的相性が良かったこの仕事、
楽なところもありますが、
長期で見ると、死亡フラグが立ってると感じることが多いです。
まあ、何よりも、
人の仕事が楽そうなんて、
思っていても決して口にするものではありません。
夜勤チームはみんな、
「やれるもんならやってみろー」
とある種のプライドを持って仕事をしているのでした。
2月も今日まで。
明日からの新しい月も、爽やかに駆け抜けましょう。
にほんブログ村
コメント
コメント一覧 (4)
従来型特養、ユニット特養、有料で正社員で働いてきましたが、
シフト制がきつくて4月に転職します。
グループホームで夜勤専従です。グルホは初めてですが、今までの経験を生かして頑張りたいです。
過去10年間で病欠で休んだのは3日ぐらいです。1日は風邪、残りは結石で救急搬送されたときぐらいです。
夜勤は本当に休めないと自覚していますので、今まで以上に体調管理をしっかりして臨みたいと思います。
特養勤務、大変だったと思います。お疲れ様でした。
私も最終的にはグルホを考えています。
人数少ないし介護度も極端に重い人も居ないし、と思っていましたが、バイトでグルホに通ううちに、身体は楽なんだけど、心がきついなあと感じるようになりました。
嫌な言い方ですけど、症状によっては、「認知症って結局は精神病の一種みたいなもんだなあ」とか思うようになり、今はショートステイで、精神病棟に置き去りにされるような孤独感を感じたり。
施設施設でカラーも違うと思いますが、特養経験者だとどんな施設でも立派にこなせると思います(^^)
上手に介護が出来るようになりたいものです。
グルホは認知症の人の共同生活ですからね。
それに夜になると豹変する人もいるし…。なんとか頑張ります。
わからない事があるってわかるのは、無知の知みたいなもんで、わかってるからわかるのだと思うのです。
私は一箇所しか知らないけれど、グルホは時間がゆっくりしていて身体の疲れはあまりないし、自分の家みたいでこれからの年齢には私もそっちかなと思ってます(^^)